業界最大手が開発!CES2019にも登場した遠隔診療を支えるVRアプリ

国内外を問わず、医療従事者と患者をスマートフォンで繋ぐ“遠隔診療”という重要ワードが医療業界を賑わせている。

日本国内では、遠隔診療を担当する医師に対し研修を義務付けるなど、本格導入に向けた動きが出始めている。

遠隔診療を支える企業のひとつとして注目を集めているのが、米国、イスラエルに拠点を置くヘルスケア系スタートアップ「VRHelath」だ。

・VRヘルスケアのパイオニア

VRでヘルスケアビジネスを確立しているスタートアップは少なくない。

VRヘルスケア業界のパイオニア存在として、VRヘルスケア企業として世界で初めて認可を得たのがVRHealth。ちなみに、すでに公開中のVRアプリはすべてFDAにより承認済みだ。

VRHealthはVRのみならず、AR、MR(複合現実)を巧みに駆使し、病院および在宅での医療サービスの提供を試みている。アルゴリズムは患者に対し行動への洞察力を与え、そして患者はその情報を医療従事者と共有する。そんな未来を同社は思い描いでいる。

・AARPと協働で開発

同社の製品開発はAARPイノベーションラボとの協働により実現。CES2019でも披露された。

すでに公開中のVRアプリは、「ReAct」「Rotate」「Memorize」「Relax8」、そして「Luna」の5アプリ。大半は脳生理学的もしくは心理学的アプローチに重きを置いたものとなっている。

例えば、「ReAct」はどこにでもある脳トレゲームではなく、反応時間や成果の向上プロセスを正確に測定可能。また、「Luna」ではAIセラピストと一緒に一緒に心理トレーニングに臨めるようになっている。

VRHealth

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Techable

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