映画『アクアマン』大ヒットの影に女性戦士・メラの活躍あり! 女優アンバー・ハードが語るその魅力
世界69ヶ国でNo.1を記録し、世界中で最も注目されている海中バトル・エンターテイメント『アクアマン』。日本でも、2019年に公開した洋画で初めて週末興行収入ランキング1位となり、2019年洋画最速の興行収入10億円突破作品と大ヒットを記録しています。
観た人の口コミ評価も高く、「アクアマンやばい面白かった……」「今までのアメコミで一番好き」など、SNSや口コミサイトはアツいコメントがあふれています。特に、主人公アクアマンと同じく絶賛を集めているのが、本作でアクアマンと共に闘う美しすぎる海底の王女「メラ」。
女優アンバー・ハードによる気高く凛とした美しさと、魅力的な表情によって素晴らしいキャラクターとなったメラ。今回はアンバー・ハードご本人に色々とお話を伺いました。
――『アクアマン』最高に楽しかったです! 大好きです。そもそもなのですが、アンバーさんはアメコミとか昔から読んでいたのですか?
アンバー・ハード:いいえ!全く(笑)。『ジャスティス・リーグ』のお話をもらってから、初めてコミックスを読んだくらい。
――なんと! ではメラ役のオファーを受けた時は相当に驚いたのではないですか?
アンバー・ハード:それはもう! フェミニスト運動をしている私に、なぜ?ってね(笑)。でも「アクアマン」を読んだ時に、街をアクアマンと一緒に助けるというシーンで、市民の誰かが「アクアウーマンだ!」と言ったら、「アクアウーマンじゃないわ! 私には名前があるのよ! メラよ!」というセリフがあったの。それでメラが大好きになったわ。
――なるほど。映画『アクアマン』の中でも、メラは自立していて自分を持っているカッコいいキャラクターでした。
アンバー・ハード:ええ! 原作にある、強く闘う女性の戦士というメラのキャラクターが、ジェームズ・ワン監督によって守られ、脚本の中でもきちんと描かれているところが私も気に入っているの。何か不正があったときに、正義感で何か行動をとるというところが一番共感出来た部分なの。信念を持つというところまでは、多くの人がたどりつきますが、次の行動を取るというところまではなかなか出来ない。メラはそれが出来ていて、素晴らしいと思ったわ。私は今女優という仕事をしていて、何が世界の人々のためになるか考えた事を広めるパワーを持っていて、そのことに責任があると思っている。責任感があって、義務感から行動をとるメラと同じように、私も正義のために闘わずにはいれられないの。
――お話を聞いているだけで、感動しちゃいます……。アンバーさんの様なお考えを持った女優さんが参加していることが、『アクアマン』が多くの人に支持されている理由でもあるんじゃないかなと感じます。
アンバー・ハード:ありがとう。後、本作は男性キャラクターの方が露出が高くて、気分が良かったわ(笑)。ジェイソン・モモアは厳格な食事制限があったけど、私はドーナツとかアイスクリーム以外はなんでも食べられたの!
――アクアマンの方が露出が多かったですものね(笑)。最後に、アクアマンを演じるジェイソン・モモアさんのアンバーさんだけが知っている一面を教えてください!
アンバー・ハード:彼はとっても寂しがりやというか、「いつも自分を見ていて!」っていう人なの。撮影中にワイヤーアクションの準備をしながら、結構長い時間待機している事が多かったから、私はいつもぶら下がりながら本を読んでいたのね。そうすると彼が私に本を読ませない様に邪魔をしてきて(笑)。私はとにかく本を読むのが好きだから、常に何冊も本を現場に持ち込んでいたのだけど、(モモアに)隠されたりもして(笑)。
――なんと可愛らしい! そして、何より吊られながら本を読んでいたのも驚きです。
アンバー・ハード:とにかく長い時間をかけて色々な事の調整をするので、待ち時間が長いのは仕方なかったの。グリーンバックで撮影をするので、CGを合成した時に本が上手いこと消える様に衣装さんがバッグを作ってくれたり、色々工夫していたの。
――様々な工夫によって、この素晴らしい海底アクションが完成しているのですね。今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
『アクアマン』特集
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