『パージ』シリーズ最新作 人類史上最悪の実験を描く『パージ:エクスペリメント』公開決定[ホラー通信]

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一年に一晩(12時間)だけ全ての犯罪が合法になる“パージ法”を描いた人気シリーズより、最新作『The First Purge』が邦題『パージ:エクスペリメント』として日本公開が決定。

シリーズ4作目となる今作は、この恐ろしい“パージ法”のはじまりとなる実験を描いた物語。経済が崩壊したアメリカで政権を持ったNFFA(新しいアメリカ建国の父たち)は、犯罪率を抑止するため“パージ法”を一部の地区に実験的な施策として導入を決定。対象になるのはニューヨーク州のスタテン島。パージ開始後、この島は最悪の密室状態となり、住人は犯罪者にも、被害者にもなる12時間を迎えることとなる。

シリーズ全作で監督・脚本を手掛けてきたジェームズ・デ・モナコは今作で脚本のみを担当。監督はジェラード・マクマリーが務める。

シリーズ作はこれまでに、危険な“パージ”の夜にとある男をかくまったことから命を狙われる一家を描いた一作目『パージ』。“パージ”の夜にサバイバルする人々の群像劇『パージ:アナーキー』。そして、“パージ法”廃止を進める大統領候補が“パージ”の夜に命を狙われる『パージ:大統領令』がある。

『パージ』シリーズはアメリカで大ヒットし、ユニバーサルスタジオ・ハリウッドではハロウィン限定で『パージ』のアトラクションが登場するほどの人気ぶり。最新作の公開に合わせて全10話のテレビシリーズ『ザ・パージ』も製作された。

作品概要

『パージ:エクスペリメント』
6月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

<ストーリー>
21世紀、アメリカは経済が崩壊し、“アメリカ建国の父”を名乗る新政党NFFA(the New Founding Fathers of America)が政権を握っていた。彼らは犯罪率を1%以下に抑えるためにある施策を採用する。メイ・アップデール博士(マリサ・トメイ)が考え出した一年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法となる“パージ法”だ。反対デモが起こる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけに施行する“実験”が行われることが決定。島に残る島民には5000ドルの賞金が用意された。島の住民たちは不安を抱えながらパージ当日を迎える。島のギャングのボス・ディミトリー(イラン・ノエル)は、愛する人を守るために島に残ることを決意する。果たして、人類史上最悪の実験が行われる中、人々は生き残ることができるのか―!?

監督:ジェラード・マクマリー 脚本:ジェームズ・デ・モナコ
製作:マイケル・ベイ、ジェイソン・ブラム 
出演:イラン・ノエル、レックス・スコット・デイヴィス、ジョイヴァン・ウェイド、クリステン・ソリス、マリサ・トメイほか
ユニバーサル映画 配給:シンカ/パルコ 宣伝:スキップ
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/原題:The First Purge/106分/R-15+

(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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