【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

どうも『ニコニコ生放送』で顔出し放送をしているしゃけとり くまごろうです。今回のレビューは、2010年12月9日にPlayStation 2用として発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲームのPSP(PlayStation Portable)でのリメイク版『アーメン・ノワール ポータブル』です。

ちなみにPSP版でのプレイが初めてなので、PlayStation 2版と比較対照はできません。

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

~アーメン・ノワール ストーリー~
幼少のころから、賞金首を駆除するハンターとして犯罪者対応企業「バウンティア」で育てられてきた少女ナスカ。コード・ネーム“アーメン・ノワール”として生きる彼女はハンターでありながら、相手が賞金首であっても人を殺すことができないために“不殺のハンター”と呼ばれていた。
ある時、戦いに敗れたナスカは医者クリムソンに助けられ、しばし穏やかな生活を送っていた。しかしある夜、ナスカのもとに、家族のいない彼女の親代わりを務めていたハンター・ソードが訪ねてきた。そしてソードは「クリムソンを殺して、バウンティアに戻れ。できなければ今度はおまえが賞金を懸けられ、死ぬまで追われる側になる」と告げる。恩人を殺してハンターとして生きていくか、ハンターとしての自分を捨てて賞金首としての過酷な生活を選ぶか。物語はここから始まる。

女性向け恋愛アドベンチャーゲームは、男性の私としてはあまり触れることがなかったジャンルです。ゲームが始まるまでは、どの様なものなのか全く検討も付きませんでした。でも実際にゲームをプレイして、ストーリーとオープニングムービーを見てから、すごく楽しそうだと感じました。

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

まずこのゲームは女性向け恋愛アドベンチャーゲームでありながら戦闘シーンもあり、キャラクターが戦闘で傷つくシーンは非常にリアルでした。あと特に印象に残ったのが食事のシーンで、キャラクターたちの足だけが映っているのですが、欠けたメンバーがそこに登場しないことが切なくて、悲しくなってしまいました。

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

それだけこのゲームには、いつの間にか感情移入してしまうほど魅力的なキャラクターが多くいます。そんなキャラクター達を紹介していこうと思います。

~ソード~ CV:小西克幸
バウンティアに所属する。Sクラスのナンバー1ハンター。冷静沈着で常に無表情であり、犯罪者には非常に冷酷で、賞金首から最も恐れられている存在。小さい頃からナスカを支え、ハンターとして育ててきた兄のような存在。

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

~エル~ CV:田坂秀樹
バウンティアに所属する。機械人形のAクラスハンター。機械のため感情と表情の変化がほとんどない。わずかに見える性格の片鱗は、比較的穏やかでナスカに対しては優しくふるまう。

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

~ナイヴス~ CV:吉野裕行
クリミナル11、No.9の賞金首。“女子供は傷つけない”という信条を持った、生真面目な青年。ナスカを少年だと思い戦うが、女だと気づき、怪我したナスカを最下層の病院<ファーム>へ連れて行き、責任を持って介抱をする。

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

~レイン~ CV:保村真
ファームに居合わせた青年。賞金首に憧れ、通称“CA”と呼ばれる契約召喚兵器との契約を望んでいる。基本的な性格は、短気で自由奔放。ナイヴスと揉めたことをきっかけにナスカとのファームでの生活に巻き込まれていく。

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

~クリムソン~ CV:中村悠一
最下層にある病院<ファーム>の医者。ナスカを優しく迎え入れる。温和で人当たりよく、優しい性格だが、物事の心理を見極める冷淡な部分もある。

【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

どれも個性豊かなキャラクターで、声優さんの声も合っているので、自然とゲームに夢中になっていました。

全体的な感想としては、容赦ない戦闘シーンでキャラクターが次々に死んでいくなどシリアスな展開が多かったです。ですが絶望のなかにも希望があるストーリーにとても好感がもてました。

女性向け恋愛アドベンチャーゲームとありますが、女性はもちろん、これは男性でも普通に楽しめるゲームだと感じました。是非このレビューを読んでいる方、女性だけではなく男性の方も、これを機に購入してプレイを楽しんでみてはいかがでしょうか。

タイトル:アーメン・ノワール ポータブル
ジャンル:絶望の都市で希望の光を見つけるAVG
ハード:PlayStation Portable
メーカー:オトメイト
発売日:2012年4月12日
HP:http://www.otomate.jp/armen_noir_psp/
(C)2012 IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY

(ゲームレビュアー:しゃけとり くまごろうhttp://game.getnews.jp/a/1011

  1. HOME
  2. ゲーム
  3. 【ゲームレビュー:アーメン・ノワール ポータブル】“不殺のハンター”と呼ばれる少女“ナスカ”

ゲーム通信

最新ゲームレビューとゲーム実況放送の情報をお伝えするエンターテインメントニュースサイトです。ゲームの情報を少しずつ増やしていきたいとおもいます!

ウェブサイト: http://game.getnews.jp/

TwitterID: gamereviewblog

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。