「セットをプールに沈めて撮影することも」 『アクアマン』監督が語る撮影秘話

イギリス、ブラジル、ロシア、メキシコなど42の国と地域で初登場No.1を記録し、12月21日より新たに公開を迎えた全米でも初登場1位を獲得した映画『アクアマン』。

全米成績を含む現時点での全世界興行収入はすでに4億8200万ドルを記録している本作は、『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督と『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスタントチームがタッグを組んだことでも注目を集めています。この度、全世界が驚愕した海中シーンの制作秘話を、ワン監督自らが明かしました。

ワン監督が「これ程の規模で海や、海底を描いた映画は今までにありませんでした」と語る今作の海底や海中のシーンは、その深度によって千差万別。浅瀬では海底の岩や藻の一つ一つまでクリアに見え、深く潜れば潜るほど漆黒の闇が広がります。

「今回の舞台はまさに異次元の空間。別世界であり、好きなだけ想像を膨らませることができる。深海ではどんな姿の生き物がいて、アクアマンたちの髪の毛はどう揺れるのか。それは誰にも分かりません。だから海底帝国アトランティス人にとって水は空気のようなものだと想像し、彼らの視点で海底の世界を描くことが大事だと思ったのです」と、アクアマンたちアトランティス人の側に立って世界を構築したことを明らかにしました。

「今回も実写へのこだわりがあったので、できるだけ水を使わずに水中シーンを撮影することにしました。そして実際にセットを組み、そのセットをプールに沈めて撮影することもありました。できるだけカメラで撮影したかったので、デジタル効果の力を借りるのは、本当にややこしい部分にとどめたんです」。

“実写第一主義”によって制作された誰も観たことのないド迫力の海中シーンに注目。映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー。

映画『アクアマン』日本版本予告(YouTube)
https://youtu.be/X5nHpJRwANY

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よしだたつき

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PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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