Nuro、完全無人の自動運転車「R1」でスーパー商品配達を開始

それから4カ月。安全のために乗車していたドライバーがいない、完全無人の車両による配達が、実験を展開してきた米アリゾナ州・スコッツデールで始まった。
・先月“公道デビュー”

R1はポッド状のコンパクト車両で、コンパートメントを2つ備えている。そこに食料品の入った袋が最大6袋おさまる。
・コード入力で扉が開く

配達車の到着後は、客がコンパートメント近くにあるパッドにコードを入力すれば、コンパートメントの扉が開く仕組みだ。荷物を取り出し、そして扉を閉じると、車両は配達センターへと戻っていく。
R1の走行は全て遠隔からモニターされていて、もし何かトラブルが発生した場合はオペレーターがすぐさま対応する態勢をとっているとのこと。
まずはスコッツデールのFry’s店舗で様子見だが、当然のことながら将来的には他都市での展開と他のスーパーとの連携を視野に入れている。こうしたサービスが浸透するのは時間の問題のようだ。

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