再生エネ活用のモバイルバッテリーレンタルサービス、ロンドンで展開中

多くの人が外出先でスマホのバッテリーがピンチに陥った経験があるのではないだろうか。そんなときのためにモバイルバッテリーがあるわけだが、いつも携帯しているとは限らない。

そこでイギリスのスタートアップ「ChargeUp」が展開しているのが、モバイルバッテリーのシェアリングサービス。30分50ペンス(71円)、24時間3英国ポンド(約430円)で提供している。

・付属のケーブルですぐ充電!

ChargeUpのバッテリーステーションは現在ロンドン30カ所に設置されていて、ユーザーは専用アプリでステーションの場所を確認できる。

借りるには、ステーションにあるQRコードをスキャンする。すると、バッテリーがステーションから外れ、ユーザーはそれを持って立ち去れる。

バッテリーにはiPhone、Androidどちらにも対応するケーブルが付いているので、その場でのスマホ充電が可能だ。そして使用後のバッテリー返却はどこのステーションでもオーケーとなっている。

・グリーンなシェアリング

このサービスの特徴の一つが、再生エネ会社Ecotricityと提携し、モバイルバッテリーは再生エネルギーで充電されていることだ。また、バッテリー所有するのではなく、必要な時だけ借りることで、長期的にみると効率的な資源活用となる。

ユーザーがバッテリーを返却しなかったら?と懸念する声も聞こえてきそうだが、バッテリーにはチップが埋め込まれていて、ユーザーにリンクさせることができる。これにより盗難や、無返却を防ぐとのこと。

一方、ChargeUpはバッテリーを30英ポンド(約4300円)でも販売し、購入者は1年間充電ステーションにアクセスできる。ChargeUpは2019年半ばまでにステーション数を1500カ所に増やす計画だ。

ChargeUp

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 再生エネ活用のモバイルバッテリーレンタルサービス、ロンドンで展開中
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。