アリアナ・グランデ、米ビルボード<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>受賞スピーチで今後の抱負を語る「何が向かって来ようが、それを受け入れることをとても楽しみに」

アリアナ・グランデ、米ビルボード<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>受賞スピーチで今後の抱負を語る「何が向かって来ようが、それを受け入れることをとても楽しみに」

 2018年12月6日に米ニューヨークで開催された米ビルボードが主催する【ウィメン・イン・ミュージック】の式典で、アリアナ・グランデが2018年<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を受賞した。

 「サンキュー、ネクスト」をステージで披露したあとに彼女は、「私の“キンセアニェーラ”(15歳の誕生日のお祝い)に来てくれて本当にありがとう、感謝しています」とジョークで会場を笑わせた。

 受賞スピーチで彼女は、自分は<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に“まったく値しない”と思うと述べ、緊張のあまり何を言おうとしていたのかすべて忘れてしまったとしながらもスタッフへの感謝を口にした。しばらくすると緊張もほぐれたのか、アーティストとしてさらなる飛躍を遂げた1年を振り返った。

 「今年は、仕事面ではこれまでで最高で、人生では最悪の年のひとつだったのが興味深いです」と彼女は語り、「アーティストとしてのピークを迎えているかもしれない今の私の立場にいる人を見たら、多くの人は、“彼女はすごくしっかりしているし、すごく乗っている。すべてを手に入れている”と思うかもしれません。そしてそれは確かなのですが、私生活に限って言えば、自分が何をしているのかまったくわかっていません」と自虐的に明かし、笑った。

 そして彼女は、「とても相反する(1年)でした。だから(人生の)次の章で何が起こるのかまったくわからない人がどこかにいるならば、あなたはひとりじゃないってことだけは言いたいです」と語りかけ、「何が起きようが、自分に何が向かって来ようが、それを受け入れることをとても楽しみにしています」と前向きに述べた。
 
 「うっとうしいから泣きません」と冗談を織り交ぜながら、彼女は次のアルバムを一緒に制作している親友のヴィクトリア・モネとテイラ・パークスにも感謝の言葉を述べ、最後に、「過去にあまりにも軽率に、簡単に男性に与えていた愛や許しを、願わくば今年は自分に少しあげることを学べたらと期待しています。夢見たあらゆるものを手に入れましたが、自分を今も一番幸せにしてくれるのは、ずっと持っていたものやずっと近くにいてくれた人々なのだということを最近発見しました」と、スピーチを締めくくった。

◎スピーチ映像
https://youtu.be/BE9GDcQEIlk

◎パフォーマンス映像
https://youtu.be/jOnPCM3iGLI

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