年賀状で「センスいいね」と言われたい! 精鋭デザイナー制作のデザイン600点以上を収録の素材集
今年も残るところあとわずか。この時期、年賀状づくりに頭を悩ませる方もいらっしゃるのではないでしょうか。絵柄や写真、デザインはどんなものにするか。市販の完成年賀状を購入するか、パソコンのソフトで自作するか。家電量販店などにプリントを頼めたり、最近ではスマートフォンのアプリから注文できたりと、さらに選択肢が増えてきて迷ってしまいます。この記事では、そんな悩める方々にむけて、素敵なデザインの年賀状が作れる素材集『デザイナーズ年賀状CD-ROM2019』を紹介したいと思います。
素材集『デザイナーズ年賀状CD-ROM2019』の誌面でお好みのデザインを選んだら、付属のCD-ROMに収録されている画像ファイルをひとまずパソコンにコピー。ファイルを開いて、インクジェットプリンタなどでハガキ用紙に印刷すると……。
あっという間に年賀状ができあがります。なお、OSはWindowsとMacに対応。標準搭載の画像閲覧ソフトで画像ファイルを開いて、すぐにプリントできます。
ハイセンスなデザインが選び放題!
本書の年賀状デザインは、「フラットデザイン」や「コラージュ」「アーツ・アンド・クラフツ」「ベル・エポック」「ジャポニズム」など、伝統的なデザイン技法やアート、現在でもよく使われるデザインのテクニックなどをテーマにしています。さまざまなテイストがあるので、お好みのものがきっと見つかるはず!
たとえば、WindowsやiPhoneのユーザーインターフェースにも取り入れられている「フラットデザイン」をテーマにしたデザイン(制作:Okonikk)。
20世紀前半に流行した「アール・デコ建築」をモチーフにしたデザイン(制作:亀井英里)。
そして、マリメッコの柄に代表される「北欧デザイン」をテーマにしたデザイン(制作:井上陽子)。
また、「ロシア・アヴァンギャルド」がテーマのもの(制作:酒井博子[coton design])など、お好みの写真を入れられるタイプのデザインもあります。
巻頭企画の「デザイナーズスペシャル年賀状」では、自由なテーマで制作された、参加デザイナー渾身の作品も掲載しています。
また、さらにこだわりたい方のために、干支のイラストや賀詞、吹き出しといったデザインパーツや、デザインフォントも収録。年賀状作成ソフトなどでこれらのパーツ素材を組み合わせれば、オリジナルデザインの年賀状も作成できます。
※本書には年賀状作成ソフトは付属していませんが、『筆まめ』『筆ぐるめ』『宛名職人』『Word』といったソフトによる制作方法を簡単に解説しています。
アイデアが光る「プチ工作年賀状」も楽しめる!
さらに、2019年版のスペシャル企画は、手軽に作れるペーパークラフトの年賀状。その名も「プチ工作年賀状」です。
楽しみながら制作できて、なおかつデザインを活かしたアイデアに唸ってしまうような作品ばかり。ハガキ用紙やA4サイズに収まるデザイン素材が収録されているので、サイズに合わせてプリントすれば、あとは切ったり、折ったり、簡単な作業だけで作成できます。
誌面では、デザイン素材と完成品を並べて掲載。また、2~3ステップで制作方法を紹介しています。ここで、おすすめの素材をいくつかピックアップしてみましょう。
ingectar-eさんの作品は、ひと目では年賀状とわからないブック型。しっかり背表紙もデザインされています。
ページをめくると、かわいらしいタッチでスイーツなどのイラストが描かれています。厚みが少ない用紙にプリントするときれいに作れます。
フォトフレーム風の年賀状は、クラフト作家でもある井上陽子さんのデザイン。サンプルとしてロバの写真が貼ってありますが、ここにお好みの写真を入れてみてください。
開いてみると、写真スペースの下に書かれた「HAPPY NEW YEAR」で年賀状だとわかります。厚みのある用紙にプリントすればしっかり自立するので、年賀状としての役目を終えたら、そのままフォトフレームとして飾ってもらいたい作品です。
最後に、ゆるめのウリ坊のイラストがかわいい、オノコボデザインさんの作品。1枚の素材から2つの年賀状ができあがるコストパフォーマンスの高さもポイントです。すこし厚めのコピー用紙などにプリントすると、質感や手触りがいい感じに仕上がります。
折りたたんだ部分を開くと賀詞が現れて……。
さらに開くと、ぽっかりと白地のエリアが。ここに直筆のメッセージを書き添えるといいでしょう。
いかがでしたでしょうか。すぐにプリントできるデザインや、賀詞やイラストなどのパーツ、さらに手作り年賀状まで、クオリティの高いデザイン素材が詰まっています。受け取った人を「おっ」と惹きつける、センスのいい年賀状を送ってみませんか?
『デザイナーズ年賀状CD-ROM2019』
(エムディエヌコーポレーション)MdN書籍編集部 編
価格:(本体1,500円+税)
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(執筆者: MdNの中のひとたち) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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