共働型オフィススペース「WeWork」がオンデマンド型サラダ専門ファストフード店「sweetgreen」と提携

世界96都市に共働型オフィススペースを展開する「WeWork(ウィワーク)」は、オンデマンド型サラダ専門ファストフードチェーン「sweetgreen(スウィートグリーン)」と提携し、米国内の「WeWork」のオフィスで「sweetgreen」の商品を受け取ることのできる新たなサービスを開始した。

・WeWorkのオフィスにサラダなどを無料で配達

この新サービスは、「WeWork」の会員が「sweetgreen」のウェブサイトもしくはモバイルアプリから商品を注文すると、「WeWork」のオフィス内に設置された「sweetgreen」の専用棚に無料で配達してもらえる仕組み。

「WeWork」は、サラダなどの「sweetgreen」のフードメニューを通じてヘルシーな食を会員に提供できる一方、「sweetgreen」にとっては利用者層の開拓にあたって「WeWork」の会員コミュニティにアクセスできるというメリットがある。

現在、この新サービスの対象エリアはニューヨークおよびロサンゼルスの「WeWork」のオフィス9カ所に限られているが、順次、これを拡大していく方針だ。

・共働型オフィスを介してスタートアップ企業と利用者をつなぐ

「WeWork」では、2018年10月、米ファッションレンタルサービス「Rent The Runway」と提携し、米国内の「WeWork」の一部のオフィスに「Rent The Runway」の返却スポットを設置する試みもスタート。

2017年時点で会員数が17万5000人を超える「WeWork」は、オフィススペースというリアルな空間を活用し、「sweetgreen」や「Rent The Runway」など、生活に密着したサービスを展開するスタートアップ企業と「WeWork」の会員とをつなぐ役割も担い始めているようだ。(文 松岡由希子)

WeWork x sweetgreen

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