パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー 第5回「D.R.I.」の巻

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パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー 第5回「D.R.I.」の巻

パンク・ハードコア系の音楽マニアながら、現在は企業戦士として、ときには海外へ出張するなど日々忙しく働くパンクス会社員★フーヨン。

自らの体験を綴るハードコア・旅日記「パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー」第5回。今回は、現代のパンク、メタルシーンに影響を与えたアメリカのバンド「D.R.I.」について語ります!

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今回は、クロスオーバー・スラッシュの雄、Dirty Rotten Imbeciles(ヨゴレ腐れバカども) 、通称「D.R.I.」にまつわるUSハードコアジャーニーをお届けします。

例のごとく近所でライヴがあるとの事で調べてみると、一時期メンバーの病気で活動休止していた期間はあるものの、80年代からずっと活動は続けていたようでヴォーカルとギターはオリジナル・メンバーのままでした。

正直言いますと、私は1st 7インチを気に入って聴いていたくらいで、クロスオーバー化してからのD.R.I.はほとんど聴いていませんでした。しかし、そこは「ハードコアミーハーのフーヨン」こと、この私。ビックネームに弱いので、とりあえずライヴ会場へと向かうのでした。会場はお隣のイリノイ州ですが、今回は片道1時間半のドライブ、BLACK FLAGのときに比べたら余裕余裕。

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ライヴ会場は「RIBCO」というレストランバーで、集客はMaxの2割くらいで寂しい感じでした前座は地元のハードロック系バンドでなかなか退屈。仕方なく、日本にいるときの癖でお店を出て路上でフラフラしながら瓶ビールを飲んでいたら親切なおじさんに注意されてしまいました。この時までは知らなかったのですが、アメリカでは多分全土で公共の場所(路上、公園など屋外はほぼすべて)での飲酒は禁止されています。あやうく捕まるところでした。

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さてやっとD.R.Iがステージに登場。客は増えていませんが、構わず全開でライヴスタート!あまり詳しくないのでわからない曲も多かったのですが、演奏がテクニカルで分厚くて、なんといってもヴォーカルの現役感が素晴らしいライヴでした。

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後で調べたら1st 7インチから全アルバムの曲を満遍なくプレイしていました。知っていた曲も聴けて満足満足と思っていましたが、一向に終わらない。アレ? もう1時間過ぎてる、1時間半経過、、この辺りから早く終わらないかなという邪念が出てきましたが約2時間で終了。もう、お腹いっぱい。

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ライヴ終了後にマネージャーとおぼしきグラマーな女性がツアー費用のカンパを募っていたので、少しカンパしました。また、ギターのSpikeが満面の笑みで握手を求めてくれて、一気にファンになりました。私はミーハーかつ単純なのです。

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ライヴ後にツアーTシャツとステッカー、いまさら1987年発売の3rdアルバム『Crossover』を買って、上機嫌で再び1時間半かけて、帰路についたのでした。

※D.R.I.編 終了

文&写真:パンクス会社員★フーヨン

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