REDのホログラフィックスマホ「Hydrogen One」、11月2日米国で販売へ

世界初のホログラフィックスマホとして、2017年7月に発表されたREDのスマホ「Hydrogen One」。当初は2018年始めにも発売するとしてきたものの、延期を重ねてきた。

そしてようやく、11月2日に1295ドル(約14万6000円)で発売される。

・“3D以上の体験”

Hydrogen Oneの目玉はなんといっても、ホログラフィック体験ができることにある。4-View Lightfieldディスプレイを活用することで、“メガネなしで3D以上の体験ができる”とうたう。

実際に使ってみなければなんともはっきりとしないが、どうやらディスプレイのコンテンツに深みやテクスチャーを加えることで3D的に楽しめるということのようだ。

またシアターライクなスピーカーも搭載し、独自のアルゴリズムで音も立体的に楽しめるようになっている。

・4Kビデオ撮影可能

スペックはというと、ディスプレイは5.7インチでクアルコムのSnapgdagon 835を搭載。OSはAndroid 8.1、RAM6GBだ。

アルミバージョンとチタンバージョンの2種が用意され、ストレージはアルミが128GB、チタンが256GBとなっている。マイクロSDカードにも対応し、512GBまでストレージを拡張できる。

カメラはリアが4056×3040、フロントが3840×2160で4Kビデオ撮影が可能だ。

ホログラフィックという斬新さはあるものの、実際に使ってみてどうなのかは今後評価される。また、他メーカーからも趣向をこらした新製品が相次いでいることから、Hydrogen Oneがどこまで消費者の注意をひくかは未知数ではある。

Hydrogen One

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