ケンコーの高級スマホ外付けカメラレンズ「REAL PRO CINEMATIC 4K HD」を試す

スマートフォン用の外付けカメラレンズはネットを見ると様々な物が売られていますが、その中でもかなり高級品といえるケンコー・トキナー製の「REAL PRO CINEMATIC 4K HD」を購入してみたのでレビューを送りします。
ケンコーは天体望遠鏡や双眼鏡、ルーペ、カメラ用レンズを手がける光学機器メーカーです。
私は子供の頃からケンコーの天体望遠鏡を使っていましたし、カメラでは PRO1 Digital を愛用しているなど、結構信頼を寄せています。
なので 7,490 円というかなり高い価格でも、ケンコーなら許せると思ってポチりました。
「REAL PRO CINEMATIC 4K HD」には 2 倍の望遠レンズと 0.6 倍の広角レンズがあり、それぞれ別で販売されています。
今回選んだのは使えるシーンが多そうな広角レンズです。
どちらにも共通している言えるのはデュアルカメラに対応したマウントを採用していることで、これにより、クリップをスマホ側のカメラレンズ部分と干渉させることなく装着できるようになっています。
さすが 7,000 円を超える品だけあって背品そのものの作りは非常に良かったです。
外装は全体的にメタルで粗悪な感じは一切ありません。
また、前方のレンズも大きいので、他の安い広角レンズよりも集光力に優れていると思われます。
REAL PRO CINEMATIC 4K HD によってどのくらい画角が広がるのかというのは次の写真でお分かりになると思います。
広角レンズを持っていると、風景を広々と撮影することができる他、スマホの AF は接写時でも十分に作動するので、被写体に接近しても写真に広く背景を取り入れることができます。
REAL PRO CINEMATIC 4K HD を使用することで画質の劣化なく広角レンズならではの写真が撮れましたが、やはり外付けレンズと言うことで、スマホときっちり合わせないと、写真の細部が若干ボケますね。
また、レンズのスマホカメラに面する部分が小さいこともあって機種によってはレンズが簡単に被ってしまいます。
レンズ自体の性能は価格に見合うものだと評価していますが、一つ気になる点があります。
それはマウントの作りです。
次の写真を見るとお分かりになると思いますが、使用する機種によってはマウントの穴が大きすぎてスマホのカメラレンズに外付けレンズの中心を合わせづらい場合があります。
たぶん iPhone なら大丈夫かもしれませんが、Android で使用するなら少し吟味しなければならないでしょうし、購入を決断する上では「合わないかもしれない」という妥協も必要になってくると思います。
Source : Amazon.co.jp

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