AndroidのA2クラスに準拠したSanDisk 128GB Extreme Micro SDカードをレビュー

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Android デバイス向けのアプリケーションパフォーマンスクラス 2(A2) に準拠した SanDisk 製 Micro SD カード「SanDisk 128GB Extreme」のレビューをお送りします。
今回の Micro SD カードは、Android の「本体メモリ化」に耐えうる性能を示すために策定された規格「アプリケーションパフォーマンスクラス A2」に準拠しており、これ以前に発売された「A1」クラス対応の Micro SD カードよりも高い性能を期待できます。
Micro SD カードとしての性能はパッケージに最大転送速度 160MB/s、最大書込速度 90MB/s と記載されており、V30 や U3 等のスピードクラスにも対応しています。
UHS-I カードですがその中ではそこそこ性能の良い一枚です。
私がこの Micro SD カードを使用する上で注目したのは Android でストレスなく使用できることの他に、4K(60fps)撮影の安定性やデジタルカメラでの連写にどのくらい耐えられるかです。
Android における性能は「SD Card Test」アプリで測りました。
アプリのベンチマークテストでこの Micro SD カードのリード性能は 89 MB/s、ライト性能は 52MB/s と出ました。
上記のスコアというのは一世代前の Extreme 128GB A1 準拠の Micro SD カード(リード 84MB/s、ライト 49MB/s)を 5% ほど上回っており、A1 対応カードよりも高い性能を期待することができると言えます。
また、LG G7 ThinQ を使った 4K@60fps 動画の撮影テストでも 5 分間の動画撮影で書込エラーや録画の強制停止が全く起きなかったことも確認しており、スマートフォンで利用することにおいては性能にストレスを感じることはないと判断しています。
スマートフォンでのテストの他に、GoPro で 4K@60fps の動画を 5 分継続して撮影できたことや、デジタルカメラの連写テストでバッファーからメモリにデータを書き込む作業にかかる時間が 4 秒前後(EOS Kiss M Hi モード時)と、製品グレードの高い Extreme Pro と遜色ないものだったことも確認しており、特に書き込みの性能は使用する機器を問わず満足するだろうと判断しています。

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