コンパクトカーのSmart、EVオープンカー「Forease」を公開

コンパクトカーを手がけるメルセデス・ベンツ傘下のSmartはこのほど、20周年記念として電気自動車(EV)タイプでオープンカーのコンセプト「Forease」を発表した。

飛行機の操縦桿を思わせるハンドル、そしてダッシュボードにはコンテンツを表示できるディスプレイなど、未来感が漂うデザイン・構造になっている。

・アーバンモビリティ

Smartの車は、なんといってもコンパクトで小回りがきくのが特徴。実際、既存の車種はアーバンモビリティとして主に都市部で活躍している。

今回、その小ささを継承しつつもオープンカーというデザインにし、さらにEVにしたのがForease。過去2つのコンセプトカー「Crossblade」「Forspeed」へのトリビュート作となる。

2ドア2人乗りで、全体的な基調色はメタリックホワイトだが、アクセントとしてところどころメタリックグリーンが光る。

・全面EVの流れ

Smartはすでに米国、カナダ、ノルウェイではEVのみを展開。2020年から欧州でも全面的にEVに切り替え、その他のエリアも後に続く。今回のForeaseはそうした流れを汲んだものといえる。

Smartを発表する一方で、メルセデスはSmart車両を使ったカーシェアリングサービスcar2goの4番目の展開地としてフランス・パリで来年1月にもサービスを開始することも明らかにした。

パリではEV400台を展開する見込みで、ゆくゆくはそこにForeaseも加わるのかもしれない。

Mercedes-benz

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