カルピスを限界まで薄めてみた結果25倍希釈まではイケることが判明! スポーツドリンク風のさわやかドリンクに変化

access_time create folderグルメ

1919年に発売されて以来、長く日本の家庭で親しまれている乳酸菌飲料のカルピス。甘味と酸味のバランスがよく、さわやかな飲み口がとても美味しいドリンクですよね。

家庭によって濃さが違っていた説

カルピスは原液を4~5倍に希釈して飲むことが推奨されていますが、昔は家庭によってカルピスの濃さが違ったとよくネタにされていました。友達の家でカルピスを飲んだら味の濃さにビックリして、同時に自分の母親がいつも水を多めに作っていたことが発覚することもあったり、家庭の貧富を推し量る基準になったものです。

何倍希釈まで美味しく飲むことができるのか?

家庭ごとにカルピスの濃さが大きく違っていたということは、濃さが違ってもそれぞれが違和感を感じず美味しく飲めていたということ。では、カルピスは一体何倍希釈まで美味しく飲むことができるのでしょうか……?

というわけで、早速1倍~10倍に希釈したカルピスを用意してみました。1杯ずつ飲み比べて、何倍希釈のカルピスまで美味しく飲むことができるか検証してみます。

5倍希釈カルピス

まずは標準の5倍希釈カルピスから試飲して基準となる味を確認します。

実際に飲んでみると、濃すぎず薄すぎず。抜群の飲みやすさとなっていますが、もっと甘い味が好きな人も多いかも……?

3倍希釈カルピス

せっかくなので先に濃厚なカルピスは何倍希釈が飲みやすいのかも調査してみることに。

4倍希釈は問題なく美味しく飲めましたが、3倍希釈までくると美味しいけど濃すぎて後味がイマイチな感じになってきました。これ以上濃いのはさすがに体にも悪そう。濃い目に飲みたい人は3倍希釈くらいを上限にするか、水のかわりに牛乳を使うといいかもしれません。

10倍希釈カルピス

では本題に戻って、10倍に希釈したカルピスから試飲してみることにします。

……あれっ?

意外とカルピスの風味を感じる……!!

もちろん薄味にはなっているのですがカルピスを飲んでいる感覚をしっかり味わえますし、むしろ飲みやすさは増しているかもしれません。10倍に希釈してもこれだけ美味しく飲めるなんてカルピスは偉大だ……!

15倍希釈カルピス

10倍に希釈したカルピスもしっかり美味しく飲めてしまったので、急きょ15倍希釈のカルピスを用意。10ccのカルピス原液に対し、水は140cc注ぐことになります。かなりケチケチした飲み方になりますが……

これも全然悪くない……!!

さすがにカルピス感はほとんどなくなってしまったのですが、飲み口がさわやかなドリンクとして十分成立しています。まるでスポーツドリンクのような感覚です。こうなったらまだまだ希釈してみましょう!

20倍・25倍希釈カルピス

さらに20倍と25倍に希釈したカルピスを用意して飲んでみると、20倍希釈のものは変わらず飲みやすい味になっていて、25倍希釈になってようやく水っぽさが強くなってきます。25倍以上に希釈するとちょっと厳しいかもしれませんね。

検証結果を大発表!

というわけで今回の検証結果は以下のとおりです。

カルピス感を保ちつつ薄めるなら8~9倍くらいまでが限界、カルピス感は失いつつも飲みやすいドリンクとして飲むなら25倍くらいが限界というところでしょうか。なんとカルピスっぽさを失ってもいいなら通常よりも5倍ほど多めに水を入れても美味しく飲めることが判明しました。

これを有効利用すれば、水を飲む時にスプーン1杯ほどのカルピス原液を垂らすとさわやかな飲み口のドリンクを飲めるということになります。これはすごい!

ただし味の好みは人それぞれ

ただし、これはもちろん記者ノジーマの個人的な見解でしかありません。もう少し濃くないととても飲めないという人もいるでしょうし、逆にもっと薄めても美味しく感じる人もいることでしょう。しかしかなり希釈してもカルピスの風味は案外失われないことは間違いないはずです。

カルピスを薄く飲めば飲むほど家計を助けることは揺るぎない事実。カルピスを愛飲している方は5倍希釈が基準ということを一旦忘れ、自分好みの濃さを探してみるともしかしたら新境地を開拓できるかもしれませんよ。

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. グルメ
  3. カルピスを限界まで薄めてみた結果25倍希釈まではイケることが判明! スポーツドリンク風のさわやかドリンクに変化
access_time create folderグルメ
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。