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アウトプットに遠慮や忖度が必要ない理由(Life is beautiful)

アウトプットに遠慮や忖度が必要ない理由

今回は中島聡さんのブログ『Life is beautiful』からご寄稿いただきました。

アウトプットに遠慮や忖度が必要ない理由(Life is beautiful)

9月22日発売の「結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術*1 」からの引用です。

*1:「結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術」2018年09月22日 『amazon.co.jp』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4788919567/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=lifeisbeau015-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4788919567&linkId=3100915fad433f5affc1a72ec45fbf96

自分では気づかない「好きなこと」の見つけ方(73ページ)

これまで、「好きなこと」を追求すべきということをお伝えしてきました。すでに好きなことが見つかっているのであれば、さっそくアウトプットを始めてみましょう。

しかし、実際のところ「そうはいっても、好きなことが見つからないんだよなぁ」と思っている方も多いのではないでしょうか。「趣味と言える趣味がない」「『休みの日は何しているの?』と聞かれてもマンガを読んで、食べて、寝て終わり」などなど……。

また、親や先生から「勉強しろ」と言われとりあえず勉強して、いい大学に入って、就職の人気ランキング上位の会社や流行りの業界には入ったものの、本当は何が好きなのか未だにわからない、という人は少なくないはずです。

私は幸運なことに、好きなことを探して見つけるのでなく、偶然に出合うことができました。きっかけをくれたのは、私の叔父です。母方の親戚に、壊れた自転車が2台あれば、それを合わせて新しく1台作ってしまうような「機械大好きおじさん」がいました。

私はその叔父のことが好きで、ふだんから仲良くしていました。ある日、そのおじさんが興奮気味に「NECが、『TK80』というマイコンを発売したぞ!」と教えてくれたのです。

そのことを聞いたとき、直感的に「これは絶対ほしい。手に入れなきゃ!」と思ったのです。当時の値段で、8万円くらいです。お年玉をかき集めても買えないような高価な代物でしたが、それでも「必ずもとを取るから」と親を説得して、なんとか手に入れることができました。

マイコンからプログラミングに触れた最初の1か月間は、どのようにプログラムを入力すればどう動くのか、さっぱりわかりませんでした。当時はわかりやすい教科書もありません。とにかく仕様書のサンプルコードや雑誌に載っているプログラムコードとにらめっこの日々。しばらく仕組みがわからない日々が続きましたが、けれど不思議と諦めることはありませんでした。

結局のところ、プログラミングは概念・思考プロセスの理解の問題です。プログラミングとはなんぞや、それがわかったのは本当に突然でした。目の前の壁をがむしゃらに叩き続けていたら急にガラガラと崩れたような感覚で「なんだ、そういうことか!」ととたんに腑に落ちました。プログラミングが楽しくて仕方なくなったのは、そのときからです。目の前の道がパッと開けた感覚は、今でも鮮明に覚えています。

このときプログラミングに夢中になって、それがいつの間にか仕事になったので、自然と好きなことが見つかり、いつの間にか仕事としてお金を稼ぐようになっていました。

これは私の息子の話ですが、彼はシアトルの日本料理店でシェフをしています。

彼が料理好きであることがわかったのは、ひょんなことがきっかけでした。私がプログラミングに関わることならいくらでも頑張れるように、息子が料理のことであればいくらでも頑張れるということに、ある日気がついたのです。

私の息子が高校2年のとき、たまたま近所の日本食レストランの厨房でアルバイトをすることになりました。すごく厳しい労働環境で低賃金でこき使われる、典型的な「ブラック職場」でした。ほかの高校生は2週間もしないうちに辞めてしまったそうです。しかし、なぜか、うちの息子に限って、何か月たっても辞めないのです。その厳しい職場に、「何か」を見つけてくれたのだと思います。

別に私たち親が気がついたからとか、サポートしてあげたからということではありません。多くの人が自分の好きなこと、自分が一番幸せな瞬間に気づけないままでいる昨今、まず息子本人が自分の好きなことに気づけたことがラッキーでしたし、それが親である私たちに伝わったこともラッキーでした。

その後、息子は通っていた大学を辞め、料理の学校に通いました。私たちはそれに対して「もったいない」と思ったことは一度もありません。今では彼は好きなことをして食べていく人生を送っています。

もちろん、アメリカでも飲食業は厳しい世界です。なんとなく選んだ企業に務め、サラリーマンになっている方がよほど安定しているでしょう。しかし、毎週月曜日になると悲しい顔で会社に向かう人生よりも、ずっと充実していると思います。もし、今の仕事がつまらなく、飲み会で仕事の愚痴を言い合っているようなら、あなたの人生は正しい姿ではありません。

では、いったいどうすれば好きなことを見つけられるのか。

一つの方法として、「ベーシックインカムが導入されたら、あなたは何をするか?」と考えてみることは有効だと思います。

ベーシックインカムとは、「政府がすべての国民に対し、最低限の生活を送るために必要な額の現金を定期的に支給する」という政策。機能しなくなることが明白な年金に代わる社会保障政策として注目され、各国で議論に上がるものの、本格的な導入にはまだまだ時間がかかりそうです。しかし、本当に好きなことを考えるきっかけとしてはなかなか興味深いと思っています。

仮にベーシックインカムが導入されたとすれば、一人あたり月に6~7万円が入ると想定されています。十分な金額かどうかはいったん置いて、考えてみましょう。

食べていくため、家族を養うために働いている人も多いと思います。では、生きていくために好きでもない仕事をしなくてもよい未来が訪れるとしたら……。そんな社会が実際に訪れたら、あなたはいったい何をするでしょうか?

ちなみに、冗談抜きでベーシックインカムが導入される時代が遠くない未来に来るかもしれません。また、産業革命や機械の飛躍的な進化によって人間が単純作業から解放されたように、AIやロボットの進歩によって、人間が仕方なくやっていた作業が減っていくと予想されています。

もう一度お聞きします。政府から、最低限暮らせるお金が毎月支給されるようになりました。食べるために仕事しなくてよくなる未来、あなたは毎日何をして生きていきますか?それこそが「好きなこと」の正体なのです。

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