IoT鳩時計『OQTA HATO』先行ユーザーレビュー:夫に鳩時計を毎日鳴らされている妻に本音を聞いてみた

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IoT鳩時計『OQTA HATO』先行ユーザーレビュー:夫に鳩時計を毎日鳴らされている妻に本音を聞いてみた

“IoT鳩時計”『OQTA HATO』のクラウドファンディングに参加した先行ユーザーに話を聞く活用コラム。第4回は、残業続きでなかなか家に帰れないご主人が、奥さんに鳩時計を贈ったお話。夫婦の対談により、お互いがどう思っていたのかを答え合わせしてみます。

『OQTA HATO』とは:
スマートフォンのアプリでボタンをタップすると、離れた場所に置いてあるネットにつながった鳩時計が「ポッポ」と鳴く、とてもシンプルな“IoT鳩時計”。

OQTA HATO
https://www.oqta.com/[リンク]

夫に鳩時計を毎日鳴らされている妻に本音を聞いてみた

夫:うちは僕と妻の両方が、家に置いてある『OQTA HATO』を鳴かせるボタンアプリをスマートフォンに入れています。2歳の息子がいるので、毎晩どっちかは家にいる生活で、仕事で家にいない方がボタンを押して鳩を鳴かせます。息子も鳩が鳴くと、穴の中に指を突っ込もうとして喜んだりします。

妻:私が仕事で、主人と子供が家にいるときは、「2人でちゃんとやってるかな?」という感じで、いたずらみたいに「ポッポー」と鳴らしてみたりしています。子供の名前で「は・る・の・す・け」って、ドリカム的に5回連打して鳴かせるとか。でも基本的には私が家にいることがほとんどなので、主人が押すことが圧倒的に多いですね。

夫:僕はこれを「謝罪鳩」だと思ってるんです。例えば、保育園にお迎えに行けなくて妻に代わりに行ってもらった時などに、申し訳ないな……と思って「ポッポー」と鳴らしたりします。

妻:え、申し訳ないと思ってるの?

夫:そりゃ思ってますよー。今月、ものすごく仕事が忙しかったんです。本当に余裕がなくて、実は2週間くらい鳩を鳴かせてなかったんですね。

で、仕事が一旦落ち着いたら、不思議と鳩のことを思い出すんです。最初、1回やめたらもうずっとボタンを押さなくなるのかもしれないな、と思っていました。でも、途中で一度ボタンのことを忘れても、絶対にまた押し始めるようにできているんだな、と分かりました。

永遠に押さなくなることは起こりえないようになっていて。何というか、大切な相手なら、コミュニケーションを取り返したくなるんですよ。その仲直りの一歩として鳩は最適なんです。

例えば急に『LINE』で「ごめんね」って送ったら怖いし、取り繕うように明るく接してみても気持ち悪がられるじゃないですか(笑)。鳩から始めると、いつもの冗談を言いあう仲良しな家族の状態に戻りやすいんです。

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――奥様は、ご主人が押した鳩が鳴くと、うれしいですか?

妻:うれしいですよね。この前、会社の若い女子の後輩とタクシーに乗っていた時に、「今うちにこんな鳩時計があって、ここで押すと、向こうで鳴くの! ほっこりするよね」という話をしたら、「え? ダンナが押して、突然鳴くって、なんかキモくないですか?」って言われたんです。私からしたら、「なんで?」って感じでちょっと残念だったんです。

で、後日また、今度はタクシーに男性の上司と一緒に乗ったときに全く同じ話をしたら、「すげえ! それ超いいよね!!」って共感してくれて。で、「実はこの前後輩にはキモイって言われたんですよ~」って話したら、いきなりタクシーの運転手のおじさんが割り込んできて、「その鳩時計、家族を思いやる気持ちの表れじゃないですか。それを気持ち悪いっていう人の気持ち、僕はわかんないな!!」って怒りぎみに熱く語りだしたんです。この鳩時計の良さがわかる人生のタイミングってあるんだなって思いました。

夫:僕がうれしかったのは、奥さんがこういう話を会社でしていた、っていうことなんです。僕が最初『OQTA HATO』をいいなって思って、奥さんに贈るとき、ちょっとドキドキしたんです。

妻:え、そうなの?

夫:子供は絶対喜ぶだろうけど、奥さんはどうなんだろうって。本当は実家の親の所に置こうと思って買って、テストで家に設置して鳴かせてみたらめちゃめちゃよかったんで、そのまま使ってたんです。

で、最初特に説明しないで置いて、自分のスマホで鳴かせて、「可愛い鳩時計でしょ?」って言いました。そしたら、それですべて伝わるんですよ。この後の生活で何が起きていくのか、何となくイメージできるんですよね。そんなふうに、単純にオモシロ鳩時計だと言ってボタンを押して遊び始めて、それから日々使っていくのがいいと思います。

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――ご主人は、奥さんに向けて鳩を鳴かせるとき、どんな気持ちで押すことが多いんですか?

夫:うーん…、言葉にすると、「俺もいるよーーーーー‼」っていう感じです。

妻:えー! 私、完全にそうだと思ってた! 私と息子が遊んでるときに、「俺のことも忘れないでーー、一緒に遊びたいよーーー!」っていう感じで割り込んできてるんだと。で、笑っちゃってた。

夫:僕の存在を、妻と子の間に遠くからカットインさせたいんですよね。なるほど、お互いどういう気持ちで鳩の鳴き声を送って、受けとっていたかを初めて答え合わせしたら、ぴったり一致してたんだ。届くものなんですね。

妻:私は今日、お互いが鳴かせていた鳩の話題で話せたことがうれしかったです。自然にコミュニケーション量が増える鳩時計だけど、ある時、日常の鳩の鳴き声について話せて、その流れで他のいろんなことも話せる。この鳩時計はそういうものだったんですね。

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https://www.oqta.com/
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