今度はVR橋本環奈がイケメン男子先輩で“あごクイ”して『ぷっちょ』を「あ~ん」してくれるぞ! 最高の「技術の無駄遣い」が再来だ!全力であーーーんしろ!
読者の皆さんは覚えているだろうか。VR空間で橋本環奈さんが『ぷっちょ』を「あ~ん」してくれる、『ぷっちょあーん4Dゴーグル』の事を。
■VR橋本環奈が『ぷっちょ』を「あ~ん」してくれるマシンがヤバい 圧倒的幸福感が味わえる悪魔的遊戯!
https://getnews.jp/archives/2021766/ [リンク]
この機械を頭に装着すると、VRで環奈さんが実際にぷっちょを僕の口に運んでくれるのだ。書いてて意味が分からないが、本当にそうなのだ。
当時Twitterではこのように絶賛のコメントが並んだ。無理もないと思う。
・やばい(褒め言葉)
・人をダメにするマシンww
・感動さえするw
・テクノロジーは、人類を幸せにする。
・いかん!それ以上は戻ってこれなくなるぞ!
・応募しました
『ぷっちょあーん4Dゴーグル』は、UHA味覚糖『ぷっちょ』のプレゼント企画用に開発されたマシーンなのだが「プレゼント用?販売されないのか?」 という声が挙がるほどの完成度であり、実際に試した経験を踏まえると、その没入度はまさしく“悪魔的”であった。
そんな『ぷっちょあーん4Dゴーグル』がバージョンアップをして帰ってきたのだ。
およそ半年を経て戻ってきた『ぷっちょあーん4DゴーグルAGOKUI』には『顎(あご)クイ』機能が備わり、VR環奈さんは男装して先輩になったりしている。意味が分からない。やっぱりコレ作った人は頭おかしい。バカだと思う。最高だ。
試す
はやる気持ちを抑えながら、『ぷっちょあーん4DゴーグルAGOKUI』装着を装着する。まだ世界に1台しかないということもあって、取り付ける手が震える。落ち着け俺、落ち着け俺。
手伝ってもらいながらようやく装着すると、自分、剣道場に一人だけになりました。あ、なんか前回より解像度上がってますね。没入感しかない。ひんやりとした剣道場の空気が、僕の頬をかすめた気がしました。
すると環奈さん、いや、環奈先輩が登場! パイセン、剣道部なんですね。パイセン、背、高いっすね! 最高です。
突如、パイセンの手が僕の顔に近づく。環奈さん、顔、近いです。めっちゃ近いです。するり、と僕のあごに触れる環奈パイセンの手。
クイッ。
生まれて初めての顎(あご)クイ体験。極度の緊張で頭がぼーっとしてきた。視界が揺れる。うん、そうだった、僕は剣道部だった、そうだ。
環奈先輩「いつまで落ち込んでんの? ほら、ぷっちょあーん」
「あーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」
燕の子供のように、僕は口を開けた。口を大きく開けたまま、環奈さんのぷっちょを待った。
環奈先輩が差しだしたぷっちょは、するりと僕の口の中に差し込まれる。まぎれもない現実だ。
踵(きびす)を返して去っていく環奈さん。
「先輩!先輩待って」
環奈先輩を呼び止めたけど、僕は再び剣道場の中で一人きりになった。けど、口の中にはぷっちょがある。さっきの光景が現実だった証拠だ。
ゴーグルを外すと、撮影で待機していた真顔の同僚女性が怪訝(けげん)そうに僕を見ていた。
「オサダさん、大丈夫ですか」
あれ?なんで会社の会議室にいるんだ? と思った。
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