起業し、挫折。「サラリーマン」になりたくなかった僕が、新卒3年目でマネージャーになるまで
新卒3年目でマネージャーに昇格し、その年に代表・五十嵐健へ直々に提案をして新規事業を立ち上げた小沼将馬。日々挑み続ける彼の原動力は何なのでしょうか。自身の事業、株式会社Smarpriseへの思い、仕事に対するチームのあり方について、小沼の全貌を明かします。
※本記事は、「PR Table」より転載・改編したものです。
何をしたいのかわからない――モラトリアム期を経て、起業に至る
▲21歳のころの小沼小沼は2018年現在、社会人4年目。バーチャルYouTuber「富士葵」の運営、バーチャルYouTuberやYouTuberを起用したタイアップの提案、そしてイラストレーターや漫画家を起用したタイアップなど3つの軸を持った部署の責任者を担っています。
モットーは「仕事も全力で楽しみ、人生を青春すること」です。
そんな小沼も、過去に「何をしたいのか分からない」というモラトリアム期を経た大学時代がありました。在学中にアメリカのシアトルへ留学をした後に感じた、働くことへの虚無感。
「働く=ただお金を稼ぐこと」だと思っており、社会の中でサラリーマンになったら自分がなくなってしまうと思っていたと小沼は語ります。(「今はサラリーマンを超絶かっこいいと思っています」とのこと)
日本へ帰国した後の大学生活はアルバイトが中心で、居酒屋や塾講師、映画館スタッフ、ガソリンスタンド、ティッシュ配り、配膳など多種多様な業務をこなしながら、自分の勉強している領域の延長線上で、卒業後に何ができるかを考える日々でした。
結局、すぐに就職をせずに友人と起業した小沼。訪日外国人向けの動画キュレーションサイトをリリースするも、PVが集まらず、頓挫しました。
「どうしたら人はコンテンツを見に来るのだろう」という思いから、Web PRに興味を持った小沼は、トレンダーズ株式会社の採用試験を受けることに。
無事に内定し、内定者アルバイトとして従事しました。その際、2014年当時トレンダーズの取締役を務めていた五十嵐と出会います。
この人について行きたい。その一心でジョインを決意
▲トレンダーズで内定者アルバイトをしていたころの小沼当時の五十嵐は、トレンダーズの社内ベンチャーとして、まさにSmarprise立ち上げの準備をしていました。
小沼が内定者アルバイトをしていた際、五十嵐とSmarpriseのオフィス候補の内覧に行く機会があり、その際に言われたひとことが彼の人生を大きく変える言葉となります。
小沼 五十嵐に、『小沼くんは何になりたいの?もし言葉にしていることを達成したいなら圧倒的に甘いし、もっともっと枠にはまらずにやれることあるでしょ』とお昼のラーメン屋で言われたのを今でも覚えています。この時、五十嵐の物事へ向き合う姿勢、視座の高さを感じこの人についていきたい、Smarpriseで働きたいと強く思いました。
そして小沼はトレンダーズ入社と共にSmarpriseへ出向します。
入社1年目からYouTuberのタイアップサービスや自社プロダクトのSMART GAMEの広告メニューをゲームメーカー、代理店向けに営業しました。
当時はゲーム実況者やYouTuberについての知識がない中、なかなか営業数字が伸びず、結果の出ない日々が続いていました。五十嵐の指導を一つひとつ実践していき、みっちり鍛えてもらった結果、入社9カ月ごろから成果が出はじめます。
小沼 『意志を持つこと。営業時間内での動き方は自分の意志ひとつで変わる』という五十嵐の言葉は今でも常に意識をするようにしています。
そして月日は経ち3年目、小沼は新規事業としてバーチャルYouTuberのアイデアを五十嵐に提案したのです。
どんなに大変なときでも、互いをリスペクトし、チームで一緒に壁を乗り越えていく
▲デスクで仕事をする小沼小沼は起業後に挫折した経験から、今度こそは新しいサービスをつくり成功させたいという思いがありました。
もともとの新規事業をやってみたいという思いから、1年目で携わっていたYouTube事業でYouTubeの影響力を知り、自社でYouTuberを生み出したいと考えました。そこで、バーチャルYouTuberが今後影響力を増していくのでないかと予想。
五十嵐に提案をしたところ、タイミングよく、当時五十嵐が出会った会社で3Dの制作ができる会社がありました。
ただ、事業をスタートさせるには人を集めなければならず、小沼は以前から関わりのあった動画クリエイターの川角太一を仲間に。
小沼 川角がジョインしたその瞬間に改めて『必ずこの事業を成功させたい、誰もが知っているキャラクターに成長させたい!』と思い身が引き締まりました。
大変だったのは、未踏の領域への挑戦となるため、わからないことをとにかくがむしゃらにやっていくしかなく、いつも手探りだったことです。
どんなに忙しくても1日1話アニメを見て、Amazonで本を買い漁り、どうすれば誰もが知っているキャラクターにすることができるのかを勉強していた小沼。
時にはチームで1日合宿を行ない、忙殺されて普段は話せない内容を時間をかけてブレインストーミングしたり、意見をぶつけあったり、課題解決のためにどうすれば良いかを導きだしていました。
小沼 仕事で大切なのは“成果を出すため”にチーム一体で物事を進めること。そのためにはお互いのリスペクトが必ず必要で、その上でみんなが同じゴールを目指しているかが最も重要だと考えています。
Smarpriseで、小沼が実現したいこと
▲2018年現在の小沼。「一生青春」宣言を掲げ、仕事を全力で楽しむ小沼が描く未来に、彼自身が手がけるバーチャルYouTuber「富士葵」への思いがあります。「葵ちゃんのことを世界中誰もが知っている、そして世界中誰にでも愛されるマルチタレントになる、そんな葵ちゃんの夢を叶えてあげたい」ということ。富士葵がYouTubeから飛び出し、世界中で活躍することを達成させたいのです。
“もっともっと枠にはまらずにやる”――ラーメン屋での五十嵐の一言は小沼の心に残り続けています。
Smarpriseが掲げるビジョンは、「私たちの創るスマートデバイスのサービスで世の中に驚きと感動を」。
“世の中に影響を与えるサービスを創る”というビジョンは一度は起業で挫折した小沼を鼓舞し、情熱を呼び起こしているのです。小沼は、そのビジョンを体現しようとする社員の姿勢がとても好きだと語ります。
小沼 みんな仕事に対して真摯です。Smarpriseの社員はバックグラウンドが様々ですが、この『真摯さ』という部分だけはみんな共通して持っている特徴だと思います。そして、みんながSmarpriseを好きで、私もそんなSmarpriseが大好きです。
「仕事と関わる人に全力で向き合う」そんな人たちの集合体であるSmarprise。今後さらに多くの人に驚きと感動を与えられるサービスを創る組織を目指しています。
小沼 全員が目標に向かって、チームで一丸となって突き進んでいます。そして目的を達成することが私の“楽しみ”です。学生時代の部活や行事と一緒で、仕事も青春していた時代のように楽しむべきではないかと思っています。
小沼が大切にしていること――それは仕事も全力で楽しみ、人生を青春すること。
「一生青春」宣言をする小沼は一体どこまで走りぬけていくのでしょうか。これからも“青年”小沼の挑戦は続いていくのです。
会社説明会では語られない“ストーリー“が集まる場所「PR Table」
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