ピタゴラスの定理を活用して測定できるレーザー距離計「PARA」

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Techableではこれまでハンディなレーザー距離計をいくつか紹介してきたが、今回取り上げるのは、より簡単に測定できるレーザー距離計。

2本のレーザーと角度エンコーダーで天井など手が届かないようなポイントの距離測定もワンタッチ操作で簡単にできる。

・2地点に同時にレーザー

米カリフォルニア拠点のスタートアップByACXIONが開発した「PARA」はピタゴラスの定理を活用していて、PARAから伸びる2本のレーザー、そして角度エンコーダーで2ポイント間の距離を測定する。

すでに展開されているレーザー距離計でも測定できるが、レーザーを跳ね返す壁などがないようなオープンなスペースでは2つのポイントのデータを取得しなければならない。

その点、PARAだとレーザーを2つのポイントに同時に出せるので、1回で計測が済むわけだ。

・カーブの距離も測れる

これは天井など手が届かないところの測定にかなり便利で、建築や内装、デザイン関係の職業に就いている人なら持っていたいツールといえそう。

また、カーブ面の距離も測れるローラー機能も何気に使い勝手が良さそう。測定したデータは全てBluetoothでペアリングしたスマホなどに送られる。

PARAは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。すでに目標額は達成し、今なら179ドル(約2万円)〜となっている。

出資は9月15日まで受け付け、来年1月にも発送が始まる見込みだ。日本への送料は15ドル(約1700円)。

PARA/Kickstarter

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