『ミッション:インポッシブル/フォール・アウト』サイモン・ペッグインタビュー「ベンジーがイーサンに唯一勝てる場所」とは?

img_7816

トム・クルーズが伝説的スパイ”イーサン・ハント”を演じる大人気アクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ。その最新作となる『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が8月3日(金) より公開となります。

本作で、主に技術面でイーサンを支えてきた、IMFチームのメンバー”ベンジー”を演じるのはサイモン・ペッグ。『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)や『宇宙人ポール』(2011)から、『スター・トレック』シリーズ、最近では『レディ・プレイヤー1』(2018)での好演も印象的な彼にインタビューを敢行! 「今回かなり体張ってます」的な苦労エピソードにもご注目!

%e2%98%85%e5%88%9d%e6%8f%90%e4%be%9b%e2%98%85mcj-09935r-pk

――本作とても楽しく拝見しました! 今回のベンジーはアクションが多かった様に感じました。

サイモン・ペッグ:そうだね。イーサンほどじゃないけど、僕も頑張っているよ! 個人的にはもっとアクションをやってみたい気持ちはあるのだけど、あくまでベンジーというキャラクターに寄り添って演じたいと思っています。ベンジーは技術職でありイーサンとは立場が違うからね。でも今後はどうなるか分からないよ。もっと冒険もしてみたい気持ちがあります。監督とトムには「もっとベンジーを中心にして」といつも言っているんだ(笑)。

参照記事:本編映像解禁! 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』”駄々っ子”ベンジーに大人のイーサン&ルーサー
https://getnews.jp/archives/2065636 [リンク]

――大変だったシーンはたくさんあったと思うのですが、特に印象的だった事は何ですか?

サイモン・ペッグ:格闘シーンではアザが出来たりして大変だったよ。でもそういったことは好きだし、痛みを感じると「頑張った感じ」がして嫌いじゃないんだ。それから、ベンジーが格闘したあるキャラクターが撮影中にケガをしてしまったんだ。僕の体が”岩”で出来ているせいでね、手を痛めて病院に行ったんだ。でも本当はレベッカ(・ファーガソン)と戦った時のケガだと思う。僕は、僕と戦って相手がケガをしたと思いたいのだけど(笑)。

――なるほど、なるほど。”岩の体”って最高ですね(笑)。サイモンさんは2006年から『ミッション:インポッシブル』シリーズに参加していますが、ベンジーというキャラクターの作り込みで意識している事はありますか?

サイモン・ペッグ:ベンジーは進化と変化を遂げてきたキャラクターだと思います。ベンジーは当初IMFの研究室のシステム・アナリストでしたけど、諜報部員になりたい気持ちから厳しい訓練を積んで『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』で様々な経験をして、成長してきたんだ。

あとこれはミッションに参加していない時間の話だけど、ベンジーはとてもゲーム好きで、『フォートナイト』というすごく面白いゲームにハマっているんだ。そこは唯一ベンジーがイーサンに勝てる場所さ!

――ベンジーが長い時間IMFで活躍してきた様にサイモンさんも長年トムさんと過ごしていて、その仲良しぶりが話題ですが、本作の撮影でも改めて驚かされた事はありましたか?

サイモン・ペッグ:長年一緒にいるので驚かされるという事はないですね。「彼ならやるだろう」といつも思っているから。それでも実際にヘリコプターにぶらさがったり、パリの街を150kmほどのスピードでバイクで駆け抜けたりというアクションを目の当たりにすると驚くんだけどね。トム・クルーズというのは、それが出来てしまうんだ。僕とトムの関係は、そのままイーサンとベンジーの関係といえるんだ。ベンジーにとってイーサンは史上最高のスパイだけれども、僕にとってのトムは史上最高の俳優だと思う。トムとは仲良しだけれども、それでもやっぱり僕にとって “トム・クルーズ”なんだよ!

――今日は楽しいお話をありがとうございました!

img_7817

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』大ヒット上映中!
http://missionimpossible.jp

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

  1. HOME
  2. 映画
  3. 『ミッション:インポッシブル/フォール・アウト』サイモン・ペッグインタビュー「ベンジーがイーサンに唯一勝てる場所」とは?

藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。