AI搭載の監視カメラ「Litmor Capsule」は人の動きを識別して誤警報を抑制
監視カメラを使っている人の多くが、誤警報を経験したことがあるのではないか。動物や枯葉の動きを感知したり、あるいは家族を不審人物とみなしたりしてアラームを出すといった類のものだ。
この誤警報を少なくできる、とうたうのがこのほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した監視カメラ「Litmor Capsule」。人工知能(AI)アルゴリズムで、人とそうでないものの動きを分別でき、スマホと連携させることで家族を認識できるのだという。
・怪しい動きだけに反応
ほとんどの監視カメラには動きを感知するセンサーが搭載されている。これは不審な動きをキャッチするには不可欠だが、難点はあらゆる動きに反応すること。つまり、野良猫がカメラの前を横切っても反応してユーザーにアラートを送り、中には葉が舞ってもアラートを出すものもある。
そこでLitmor CapsuleではAIで動きを分析し、人の動きかどうかを認識できるようにしている。加えて、人の動作の中でも、通常の動きと怪しい動きを識別できるのだという。
また、Litmor Capsuleとユーザーのスマホを連携させることで、スマホが出す無線周波数でユーザーかどうかを認識することも可能とのこと。
・インターホン的にも使える
監視カメラとしてだけでなくLitmor Capsuleは照明として使うこともでき、2400ルーメンの明るさがある。加えて、Litmor Capsuleにはマイクとスピーカーもビルトインされているので、玄関先に設置すればインターホンのように使うことも可能。その際はアプリを使って通話できる。
何役もこなすこのスマート監視カメラは現在、Kickstarterで1399香港ドル(約2万円)〜となっている。出資は9月17日まで受け付け、10月にも発送が始まる見込みだ。
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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