映画『ブラックパンサー』の思わず笑っちゃうノリノリNGシーン! 田原総一郎ら識者が語る作品の魅力も

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全米で空前の大ヒット、全世界の映画業界を席巻したマーベル・スタジオ製作の『ブラックパンサー』。マーベル・スタジオ制作の単体ヒーロー作品としては、史上最大の興行収入を達成した話題作のMovieNEXが現在発売中、デジタル配信中です。

MovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、世界的大ヒットを支えたキャスト陣の意外な一面が見られる、ノリノリすぎる2つのNGシーン集が解禁!

1つ目の映像は、「ワカンダの国王」と「ブラックパンサー」のふたつの顔を持ち、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも大活躍する主人公ティ・チャラを演じる、チャドウィック・ボーズマンのNGシーン。作品の中では、驚きの身体能力を発揮すると同時に、持ち前の演技力でヒーローの葛藤を演じますが、舞台裏では自身のNGに、思わず「ごめん」と表情を崩す場面もしばしば。共演者たちから自然と笑いがこぼれる様子からも、彼のリーダーとしての存在感、そして現場のチームワークの良さがうかがえます。また、ティ・チャラの元恋人で女スパイのナキアを演じるルピタ・ニョンゴは「ワカンダよ、永遠に」と勇ましく叫ぶが、その瞬間に武器を手から落としてしまい、ティ・チャラの妹シュリ役のレティーシャ・ライトの笑いを誘います。

【動画】「ブラックパンサー」MovieNEX NGシーン集1
https://www.youtube.com/watch?v=aKlthaaDVUc [リンク]

迫力満点のアクションシーンが見せ場の作品だけに、撮影中にはアクシデントも続出。2つ目の映像で見ることができるのは、王位を狙う謎めいた男、キルモンガーを演じるマイケル・B・ジョーダンのNGシーン。外壁に爆薬を仕掛けようとするが、なかなか固定されず悪戦苦闘し、思わず苦笑いを浮かべます。さらに、ティ・チャラの母親ラモンダに扮するアンジェラ・バセットは「やっと面白くなってきたわ。ホント、退屈だったわ」と現場にダメ出し(?)する貫録を披露。その他、NGシーン集には、作品づくりに真剣に向き合うからこそ、思わぬハプニングに動じてしまうキャスト陣の意外な素顔が数多く収められており、そのノリノリすぎる様子は必見!

「ブラックパンサー」MovieNEX NGシーン集2
https://www.youtube.com/watch?v=qLbxxWpmQCs [リンク]

田原総一郎ら識者が語る『ブラックパンサー』の魅力

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また、本作は、ミシェル・オバマ元大統領夫人が、「私も映画がとても気に入りました。この作品はあらゆるバックグラウンドの人々が内なる勇気を見いだし、それぞれの人生でヒーローとなるインスピレーションを与えてくれるはずです」と、本作に対する絶賛のコメントをSNSに投稿。さらに、テニス界のアイコン的存在、セリーナ・ウィリアムズが真っ黒のブラックパンサー風ウェアで全仏オープンに参戦。そしてマンチェスター・ユナイテッド・フットボール・クラブのポール・ポグバ選手らが、ゴールを決めた後にワカンダの敬礼「ワカンダフォーエバー」を決めポーズとして使い始めると、テニスプレイヤーのガエル・モンフィス選手や、ラグビープレイヤーのコリンズ・インジェラ選手など、世界各国の黒人アスリートの間でポーズが流行し、スポーツ界を含め、世界中で話題を振りまきました。

そんな、『ブラックパンサー』の魅力を日本の識者達が解説。60秒間で本作の魅力をプレゼンするエレベーターピッチ動画が公式サイトで公開されています。

■田原総一朗(ジャーナリスト)
善悪で割り切れないところを、分かりやすく描いているのが良いね。作品はヒーロー映画らしい未来のある終わり方だけども、最後に主人公のティ・チャラが「危機に瀕したとき、賢者は橋をかけ、愚者は壁を造る」と言いますよね。反グローバリズムに向かう国際社会へのメッセージにも取れるこのセリフを受けて、作品を観た人がその先の物語をどう考えるかということにも興味があります。

■鈴木おさむ(放送作家)
僕は黒人がヒーローのマーベル作品が、今まで作られていなかったことに驚きました。だって、ボクシングもベースボールもバスケットボールも、アメリカには黒人のヒーローがたくさんいるじゃないですか。最近の世界的ヒットの要因を分析すると、どこか一つに狙いを定めたものが多いんです。広く当てようとすると、なかなかヒットしない。今回その狙いが黒人のヒーローだったという見方ができるかもしれませんね。

■夏野剛(慶應義塾大学特別招聘教授)
グローバリゼーションの中での民主主義、人種や価値観の多様性、アメリカ社会における黒人社会のジレンマ、貧富(テクノロジー)の差、父子の葛藤、家族のあり方……つまり、『ブラックパンサー』には、現代社会が抱える問題がすべて詰まっているのです。だからこそ、私を含めた非黒人の人たちをも魅了するヒット作になりました。

■デーブ・スペクター(放送プロデューサー)
アメリカ人がこの映画を見たときに『黒人の子供が見るべき映画だ』とみんなが思ったんです。これまでもアフリカや黒人を描いた作品はありましたが、暴力を美化したり、ギャングを描いたりというものばかりだった。純粋に黒人が誇りを持てるような作品は初めてなんじゃないですかね。人に伝えたくなる。話をしたくなる映画なんですよ。

■津田大介(ジャーナリスト)
物語の軸は、主人公のティ・チャラと、彼と因縁のあるキルモンガーとの対立になるわけですが、ベタに見れば、奴隷制というアメリカ社会の歴史と、それに対する抵抗の方法論を表現していますよね。平和的に解決しようとするティ・チャラがキング牧師なら、暴力も辞さないキルモンガーはマルコム・Xと置き換えてみることもできる。この映画を通してアメリカの人種問題に関心を持ち、”ちょっと勉強してみようかな?”と思った人には、格好の入り口になりますよ。

提供:●日経ビジネスオンライン:田原総一朗、鈴木おさむ  ●NewsPicks:夏野剛  ●クランクイン!:デーブ・スペクター、津田大介

https://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther/news/20180703_01.html

jk

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(C)2018 MARVEL

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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