Xiaomiが「MIUI 10」を正式発表、フルスクリーンスマホ時代に合わせてUIを再設計
Xiaomi が今年のフラッグシップスマートフォン「Mi 8」の発表イベントで、カスタムスキン MIUI の次世代バージョン「MIUI 10」を発表しました。
MIUI 10 は、Xiaomi スマートフォンのために開発された UI やアプリ群の総称で、OS は Android 8.1 をターゲットに開発されています。
MIUI 10 での大きな改良点は、スマートフォンのフルスクリーン化時代に合わせて UI や操作方法を見直したこと、音声アシスタントの対象サービスを拡大したこと、AI 機能を強化したことです。
UI 周りについては、ナビゲーションバーを採用しない操作方法を基本に UI が再設計されており、ナビゲーションバーの非表示化により空いたスペースを有効活用する形で UI が設計されており、新しいタスク管理ジェスチャーも導入されました。
また、フルスクリーンスマホでのビジュアル体験を良くするために、アプリと通知バーや通知パネル内のタイルから境界線をなくすデザインに変更しています。
MIUI 9 で導入された音声アシスタントサービスは、開発向けにプラットフォームが開放され、サードパーティアプリでも同サービスに対応させることが可能になりました。
また、「運転モード」が新たに導入され、ナビゲーションや電話への応答、WeChat などの操作が音声コマンドで行えるようになります。
AI 機能については、シングルカメラ用のポートレートモードが導入され、古いシングルカメラ端末でもデュアルカメラ端末で行うのに匹敵するレベルの綺麗なボケを表現できるようにした他、ユーザーのスマートフォン利用を学習・予測することで、次に使用するアプリが瞬時に起動するようメモリ管理機能を改善。
また、AI を活用して、アプリの起動スピードといった性能を改善しつつ、端末リソース(CPU、メモリ、ストレージ)の無駄遣いを最小限に抑える工夫も施されています。
上記の他には、通知音や着信音、アラーム音を MIUI 10 で新しくなっています。
MIUI 10 はまだ開発途中で、6 月 1 日にオープンベータ版が公開されます。
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