定番パズル『ルービックキューブ』をリブランディング メガハウスが新製品10種を発表
メガハウスは5月29日、『ルービックキューブ』製品のリブランディングと新製品に関する発表会を開催しました。
ハンガリーで彫刻と建築学の教授だったエルノー・ルービック氏が考案したパズルを1977年にハンガリー国内で製品化、その後1980年に世界中で発売されヒットした『ルービックキューブ』。日本国内では38年継続して販売され、その出荷数は累計1307万個にも上るのだそう。
シリーズ製品の増加、ジャスティン・ビーバーが早解きする動画や映画への露出、アパレルなどライセンス製品の販売などを背景に、実は海外では1980年以来のヒットを記録。日本でも将棋ブーム、STEM教育の観点からアナログ知育玩具が見直され、ヒットの兆候を迎えていることから、リブランディングに踏み切ったとのこと。
具体的には、従来は製品ごとに異なっていたパッケージのデザインを、白を基調にしたデザインに統一。通常の3×3、2×2、4×4、5×5、ミニサイズ、『ルービックカラーブロックス』の6製品を統一パッケージで6月下旬に発売します。
新パッケージは前面が扉になった紙製ボックスで、扉を開けると本体が確認できます。
新製品は、10個のパーツと4個のジョイントを使ってピラミッド形に組み立てる“回らないルービックパズル”の『ルービックトライアミッド』を6月下旬に、パーツ形状と内部構造を改良し、競技用に早ぞろえに特化した『ルービックスピードキューブ』を9月に発売します。
このほか、リニューアル製品として、三角形のピース24個がつながり、いろいろな形を作れる『マジックスネーク』をルービックカラーにアレンジした『ルービックスネーク』、2×2×4という直方体の『ルービックタワー2×2×4』を6月下旬に発売します。
リブランディングに伴い、『ルービックキューブ』ファン29名が出演するブランドムービーを公開。子供からお年寄りまで世代を超えて楽しめるという特徴が、様々なテクニックと共に描かれています。
ルービックキューブPLAY!(YouTube)
https://youtu.be/dqAVI3T90fQ
ちなみに、新しい『ルービックキューブ』には、覚えると必ず完成できる“6面完成攻略書”が付属します。この機会に、6面を完成する方法を身に着けてみては?
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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