校長が部活の先輩に後輩がお辞儀することを「認めない」と宣言したエピソードに賛否両論! 「素晴らしい」「挨拶の必要性はある」

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日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、部活のあり方や教育方針がクローズアップされていますが、ある『Twitter』ユーザーが部活の先輩後輩の関係に対してある宣言をしたことをツイート。さらにフェミニズムの観点で開明的な姿勢を打ち出していたことも語られ、さまざまな意見が交わされていました。

部活問題と言えば、私が10代を過ごした日本の某校では後輩が通りかかった部活の先輩にペコペコお辞儀したり萎縮する事は禁止されていた。
校長先生自らが全校集会で「このような不健全な上下関係は我が校では認めない」と宣言したから。
当時彼は既にかなりのご高齢だったが誰よりも”先”を進んでいた。

あと、「良妻賢母を否定する訳ではないが良妻賢母を目指す女子校がある一方で良夫賢父を目指す男子校が無いのはおかしくないだろうか?我が校は自立したい女性を応援する」という旨の言葉も忘れられない。
当時は全く気付かなかったが、あの年代の男性でこういう方針を公に出来るのは本当に凄い。

これに対して、「尊敬します」「素晴らしい」といった反応があった一方で、「親や目上の人を無視するケースが出るのでは」といった懸念の意見も見られました。

こういうこというと、拡大解釈して、親や目上の人をシカトしたりする輩が出る。挨拶の必要性はあるはず。ちゃんと指導して欲しい。教育のプロなら。

また、中学生から先輩後輩の関係が強くなることに疑問を抱くツイートも。

幼稚園~小学校までは
「上の学年が下の学年のお手本になり、助けてあげよう!」なのに
中学生になると急に
「先輩を敬えよ、生意気な後輩めが」
になるのが解せない。思春期ゆえのものか、それとも何かの陰謀?

「年齢が違うだけでなぜ敬語を使わないといけないのか」「上に立つものが新しい考えを受け入れないと変わらない」といった意見も見られた先輩後輩の関係。「不必要な上下関係を禁じるのは開明的」という声があった一方で「禁止して縛り付けるのはどうか」といった意見もあり賛否両論ありましたが、少なくともこの校長が日本的な上下関係に楔を打とうとしたことは間違いないのではないでしょうか。

※画像は『足成』より
http://www.ashinari.com/2010/10/14-341182.php [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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