『ランペイジ 巨獣大乱闘』超売れっ子のドウェイン・ジョンソンに聞く「一人だけの瞑想やワークアウトの時間を30分でも作るべきだ」

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ある遺伝子実験の失敗によって巨大化が止まらなくなってしまった動物たちが破壊を続けながら北米大陸を横断し、高層ビルがそびえ立つ市街地で大乱闘を繰り広げる『ランペイジ 巨獣大乱闘』。いよいよ5月18日より公開となります!

今回は、本作の主人公である、霊長学者のデイビス博士を演じたドウェイン・ジョンソンのインタビューを公開。「人間よりも動物といるほうが好き」という優しい性格なのに、戦うとめっちゃ強いというキャラクターをどう演じたのか。映画のベースとなっている、ゲーム「ランペイジ」の要素はあるの? など、ドウェインの回答にご注目を!

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――『ランペイジ 巨獣大乱闘』は、巨大なモンスターたちが関わる壮大なバトル・シーンのあるとてもエキサイティングな映画です。ゴジラやゼットン、キングギドラ、ガメラ、モスラといった多くの怪獣の中で特に好きなのはどれですか?

ドウェイン・ジョンソン:僕は、日本の影響が強くあるハワイで育ったんだ。だから、僕は長い間、ずっと怪獣ファンだよ。でも、僕のお気に入りはいつもゴジラだ。なぜなら、それは海からやってくるからだ。とてもミステリアスなんだ。

実は、子供の頃、僕は『ランペイジ』のビデオゲームをプレイした。それには、ゴジラみたいに見えるモンスターが出てくる。だから、僕たちの映画『ランペイジ』に出てくる遺伝子学的に強化されたクロコダイルは、ゴジラにインスパイアされている。僕たちのクロコダイルは、フットボール場のサイズになるんだ。巨大だよ!

――映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』に、ゲーム「ランペイジ」ファンが嬉しい要素はありますか?

ドウェイン・ジョンソン:ゲームのファンたちは、僕たちが彼らのためだけに映画の中に入れたイースターエッグをいくつか発見出来るよ。ビデオゲームにはとてもシンプルなストーリーラインがあるんだ。それは、ただ破壊があったり、モンスターが出てくるものだった(笑)。モンスターは、ビルによじ登って、それをつぶすんだ。時々、ビルの中に誰かがいてシャワーを浴びていたりする。モンスターはその人間をガツガツ食べるんだ! だから、人々はこのビデオゲームが大好きだ。笑わせてくれたからだよ。今作にも、そういう種類のユーモアを見つけられる。スペクタクルやアクションを経験できる上に、楽しむことが出来るし、笑うことができるんだ。

――リアルな動きで大暴れする巨獣達の動きが話題になっていますね。

ドウェイン・ジョンソン:僕たちは、世界最高のエフェクト会社の1つで、特にモンスターに関して優れているウエタ・デジタルとパートナーを組んだんだ。彼らは『ロード・オブ・ザ・リング』や『アバター』、その他すごくたくさんの素晴らしい映画を手助けした。だから、僕たちのCGIのモンスターたちは、とてつもなくリアルに見えるし、すごく驚くよ! 若者たちは、ストーリーラインや映画のハートをとても気に入ると思う。それは、僕のキャラクターと、彼の親友であるジョージという名前のしらこのゴリラとの関係を軸として展開するんだ。

――グリーンスクリーンを使った撮影で、実際に相手が見えない中で演技することは苦労しませんでしたか?

ドウェイン・ジョンソン:僕たちは、モンスターたちが僕たちと一緒にそこにいるというフリをするために、いつも気持ちを集中し続け、目線を追わないといけなかった。でも、素晴らしいセットデザインやスペシャル・エフェクト・チームがいてくれて、僕たちはラッキーだった。地面が揺れ、いろんな物が周囲で爆発しているシーンでは、僕たちはアクションのど真ん中にいるように感じられたよ。

こういう映画では、僕は必ずアドレナリンやエネルギー・レベルが常に高くあるようにした。なぜなら、もし僕が実際に怪獣を見たら、そういうふうに反応するからだよ。そのアドレナリンやエネルギー、フォーカスを、撮影している何時間もの長い間ずっと高いレベルで持続させるのは、ものすごくチャレンジングだよ。だから僕は、ずっと怖がっていないといけない恐い映画に出ている役者たちに、ものすごい尊敬の念を持っているんだ。アクションシーンをやるのはチャレンジングだけど、ずっと怖がっているのを演じることは、もう一つのチャレンジだ。そして、それはものすごく疲れることなんだ(笑)。

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――日頃のトレーニングにはどのようにアプローチしていますか? ドウェインさんに憧れる日本のファンにアドバイスをください!

ドウェイン・ジョンソン:毎日のトレーニング法は、僕にとってとても重要なんだ。とても朝早くに瞑想し、それからワークアウトをするのが好きなんだ。なぜなら、瞑想やワークアウトは、僕が1人になれる唯一の時だからだよ。それは、僕の子供たちや家族がいない唯一の時だ。監督もそこにはいない(笑)。誰もいない。それは、僕の1日を支えて、(その日に)何を達成したいかを考えさせてくれるんだ。

僕の日本のファンへのアドバイスは、バランスを見つけることだよ。僕たちみんながそれを必要としている。なぜなら、みんなの人生が時々少しクレイジーになりうるからだ。ちょっとした静かな時間でいいんだ。瞑想したり、フィジカル・ワークアウトをしたりね。そういうことをやる時間を見つけて、実践する努力をしてもらいたい。たとえそれが30分であっても、常に大きな違いをもたらすものだ。安らぎやバランス、そして一息つけるちょっとした瞬間を、自分自身のために見つけるためのスペースを作り出すということだよ。

――2014年に『ヘラクレス』の宣伝で来日されていましたが、日本について印象に残っている事はありますか?

ドウェイン・ジョンソン:僕が外国に旅行に行くとき、いつも出来るだけその文化について学ぼうとするんだ。僕はいつも日本の文化にとても感銘を受けてきた。僕が日本にプロモーションのためのツアーに行くときには、よく東京を訪れる。東京はとても素晴らしいよ。とても活気があり、大きくて美しい街だ。素晴らしい数々のレストランを覚えているよ。僕は和牛ビーフやスシ、サケ(日本酒)が大好きなんだ。たくさんのサケがね(笑)。

とても大男である僕の叔父は、日本でスモー・レスラー(相撲取りの力士)になるように訓練を受けたんだ。その後で、彼はプロのレスラーになるようにトレーニングをした。だから、僕はとても若かった頃から、日本文化や相撲に対して、ものすごく大きな敬意を持っていたんだ。

――叔父さんは、ドウェインさんに相撲を教えたんですか?

ドウェイン・ジョンソン:そうだね。彼は教えようとした。相撲の肉体的な側面はいつも僕にとって興味深かった。でも、僕は、文化や相撲に対する敬意、そしてレスラーたちがどのように訓練されるかということにもっと魅せられた。僕が映画界に入る前、僕はプロのレスラーだったんだ。日本でも数回レスリングをやったよ。

――映画を楽しみにしている日本のファンにメッセージをお願いします!

ドウェイン・ジョンソン:『ランペイジ』を観て、日本のファンに映画館で素晴らしい時を過ごしてもらいたい。この映画はすごく楽しいんだ。怪獣映画というのはそうであるべきように、とても強烈なんだ。でもまた、ノンストップのスリリングなライドのようでもある。世界中の人々が『ランペイジ』を楽しむことになるよ。でも、特定の地域で、今作がどのように受け入れられるかということを考え始めるとき、僕たちはいつも「日本できっとものすごく気に入ってもらえるだろう。彼らは『ランペイジ』がきっと大好きになるよ」というのを聞いてきた。ファンは、怪獣が大好きになるだろうし、怪獣にとても怖がらされることになるだろう。

――楽しいお話をどうもありがとうございました!

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『ランペイジ 巨獣大乱闘』特集
https://getnews.jp/rampage

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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