めざすは宇宙空間における野菜収穫!ドイツの研究チームが南極でハイテク温室栽培を検証中

ドイツでは、航空宇宙センターチーム監修の下、ハイテク温室による野菜育成を検証中。日光や土壌に頼ることなく、苗を育てられるか実験しているところだ。
・コンテナ型温室で野菜作り

現地の環境は厳しく、常に強風が吹き荒れる状況。気温は、マイナス5度から10度をいったりきたり。普通なら、農作物どころか、葉っぱ1枚育てることもできない。しかし、チームはこの環境をプラスに捉えている。システムの最終目標は、宇宙空間での作物収穫。火星と酷似したこの状況こそ、絶好のチャンスと見ている。
・干ばつ地域での活用も可能

すべての問題がクリアすれば、宇宙空間での野菜収穫が可能となる。そうなれば、干ばつ地域での活用も、十分考えられるだろう。まずは、地球上から飢餓に苦しむ国がなくなることを祈りたい。

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