話題の新施設!サイクリストの新たな聖地となった土浦にさっそく行ってみた

話題の新施設!サイクリストの新たな聖地となった土浦にさっそく行ってみた

ロードバイクに関するブログを書いているイマオです!!
車やバイクで移動する旅もいいですが、私の相棒といえばロードバイク。
自分の足でその土地を隙間なく回れ、風や季節のにおいを感じることができるのが魅力です。

今回は茨城県南西部にある全長約180㎞のサイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」のうち、JR土浦駅から筑波山までのコースを中心に、初心者から中級者まで楽しめる1泊2日の自転車旅をしてきました。

“サイクリストの新たな聖地”土浦の新施設へ

上野駅 電車輪行

まずはJR上野駅から専用の袋にロードバイクを入れて、電車に乗り込みます。JR常磐線特急で約40分と、あっという間に土浦駅に到着。

土浦はサイクリストの新たな聖地と呼ばれています。その理由はサイクリングコースだけでなく、土浦駅に秘密があるんです。
BIKE BASE りんりんスクエア土浦

BIKE BASE 「りんりんスクエア土浦」ル・サイク B1F/1F

2018年3月29日に日本最大級の体験型サイクリングリゾート「PLAYatré(プレイアトレ)」が土浦駅に誕生しました。
第一弾の開業として、1F、B1Fに全国初の駅直結型サイクリング拠点施設「りんりんスクエア土浦」が先行オープン。「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の拠点として、レンタサイクルやサイクルショップ、シャワー室、更衣室、ロッカーなど、サイクリングを楽しむための施設が揃い、サイクリストにとって最高の環境です。サイクリング初心者も、ここで自転車を借りれば簡単に楽しめますね。
2018年秋以降には、サイクルホテルやレストラン、地元人気ショップがオープン予定!

りんりんスクエア土浦 フリースペース

自転車を輪行袋から出すスペースもあります。

いよいよスタート! ……の前に、ちょっと寄り道。

創業102年の老舗で国産うなぎ弁当をゲット!

土浦駅から自転車ですぐ、創業102年の佃煮とうなぎの名店「小松屋」で、昼食用にうなぎ弁当を購入します。
小松屋前 サイクルラック

店頭にはスタンドのないロードバイクを駐輪できるサイクルラック
小松屋 うなぎを焼く様子

香ばしいにおいがたまらない!!

ちょっと奮発してうなぎ弁当特上(2,900円)にしちゃいました。うなぎの大きさで「並」「上」「特上」の3種類があり、希望の種類が焼けていない時もあるので、待たずに受け取りたい場合は事前の電話予約がおすすめです。

和風ベーカリーカフェでエネルギー補給!

つくば霞ヶ浦りんりんロード入り口

お弁当も用意し今度こそスタート!
つくば霞ヶ浦りんりんロードは初心者でも楽しめる平たんなコース。順路に沿って進めば迷うことがないのもポイント。

今回は2日間で総距離約70㎞をサイクリング。
1日目は土浦駅から「筑波山ホテル 青木屋」まで、寄り道をしながら約26kmを走ります。

つくばりんりんロード つくばりんりんロード

抜けるような青空のもと、道沿いの新緑を楽しみながら走ります!

ちなみに、ロードバイクなどのスポーツバイクに乗る際は、想像以上にエネルギーを消費するもの。ハンガーノックといわれる極度の低血糖状態に陥ることがあるので、小まめな補給、休息を心がけましょう。
お弁当を食べる予定の目的地までは少し距離があるので、先にどこかで軽食を取っておくことに。
和のベーカリーカフェ 蔵日和 外観

たまたま見つけた素敵なカフェ

スタート地点から約7㎞。米蔵を改装した落ち着いた空間の「和のベーカリーカフェ 蔵日和」に到着。

和のベーカリーカフェ 蔵日和 ごぼうチーズフランスとシュークリーム

シャキシャキとした歯ごたえが楽しめる、お店おすすめのごぼうチーズフランスと、クリームたっぷりの土日限定シュークリーム。どちらもおいしかったです。

糖分を補給して、次の目的地へ向かいます。

筑波山を眺めながら、お城の跡地で昼食

土浦~岩瀬間のコースは旧筑波鉄道の廃線跡に作られており、旧駅舎が休憩ポイントとして、いくつか再利用されています。
藤沢休憩所 ベンチ

常陸藤沢駅跡地にはベンチが

蔵日和から約8㎞、30分ほどこいだところで、小田城跡に到着!!
筑波山を眺めながら休息できる、お弁当を食べるのにぴったりの場所です。
小田城跡

お手洗いと休憩場所があります!!
うなぎ弁当

昔の人もこうして、筑波山を見ながらお昼ご飯を食べたはず

絶景を見ながら先ほど購入した昼食をいただきます。
うなぎの身がふっくらしていておいしい!
タレは甘すぎずサッパリとしていて、うなぎの味をしっかり感じることができます。
うなぎ弁当

厚みがすごいっ!

筑波山とロードバイク

ここから今日の目的地、筑波山にあるホテルを目指します。

急勾配を登って、関東平野を一望できるホテルへ

筑波山のふもと

昼食をとった小田城跡から約8㎞、筑波山のふもとまでやってきました。

沼田屋 外観

ここで立ち寄りたいのが、創業100年以上の老舗和菓子店「沼田屋」。
沼田屋 カリントウ饅頭

カリントウ饅頭は1個110円

明日の補給食として、名物のカリントウ饅頭を購入。
ここからは筑波山を約3km登り、今夜の宿「筑波山ホテル青木屋」を目指します。
沼田屋から筑波山神社の鳥居までは、平均勾配7.4%と結構な急勾配!!

筑波山神社の鳥居とライター

鳥居をくぐれば、ホテルまでもうすぐ!

筑波山上のホテルで、雲上の湯に癒やされる

筑波山ホテル青木屋 部屋とライター

部屋からの景色も最高!

スタート地点から約20㎞を走り到着した「筑波山ホテル青木屋」は、筑波山の標高250m付近にあるホテル。自慢の露天風呂「雲上の湯」からは素晴らしい眺望が楽しめます。

筑波山ホテル青木屋 雲上の湯

見てください! 関東平野を眼下に望む大パノラマはまさに絶景!!
雲と筑波山を近くに感じるお風呂にすっかり癒されました。

筑波山神社で安全祈願をしていよいよ山頂へ

筑波山神社

翌日早朝はホテルから5分ほど歩いて、約3,000年の歴史を有する筑波山神社へ。出発前の安全を祈願しました。

1日目は初心者コースでしたが、2日目は筑波山ヒルクライムを含む中級者コース。
筑波山神社から筑波山ロープウェイ「つつじヶ丘駅」まで約5.5km、平均勾配5.6%の山道を登ったあと、下山して「つくばぷりん ふじ屋」に立ち寄り、ゴールの土浦駅へ。総距離45kmのコースです。
多めの水分と、下りは想像よりも冷えるので羽織るものを用意しておきましょう。

まずは「つつじヶ丘駅」を目指します。
筑波スカイライン

ゆっくりと筑波スカイラインを登ってきました!!

景色を楽しみながら走ること25分で「つつじヶ丘駅」に到着! 自転車ではここまでしか登れないので、サイクルラックに停車し、筑波山ロープウェイで標高840mの「女体山(にょたいさん)駅」へ。

筑波山は日本百名山のひとつで、主峰女体山(877m)と男体山(なんたいさん:871m)の2峰で形成されています。

筑波山 山頂

駅から5分ほど歩き、山頂に到着しました! 足元が岩場で怖い。

カリントウ饅頭

壮大な景観が眼下に広がる山頂のベンチでひと休み。楽しみにしていたカリントウ饅頭を食べましょう!
外はサクッと、中はアンコがいっぱいでおいしい!!

茨城の素材にこだわる濃厚プリン

ロープウェイでつつじヶ丘駅まで戻り、筑波山から約10㎞のプリン専門店へ。おいしいという評判を聞いて、寄ってみたいと思っていたお店なんです。

筑波山をロードバイクで下山 つくばぷりん ふじ屋 外観

登りは大変だったのに、下りはあっという間。15分ほどで「つくばぷりん ふじ屋」に到着です。さすが自転車の聖地、ここにもサイクルラックが。

こだわりのプリンは、ひたち農園の奥久慈卵に筑波山麓の濃厚な牛乳と、厳選された茨城県産の食材を使用しています。
おすすめの「つくばぷりんゴールド」と、スペイン風でアイス感覚の「ぷりんカタラーナ」を購入。

つくばぷりんゴールド

つくばぷりんゴールドは味が濃くて、ほどよい甘さ。これはおいしい!!

ぷりんカタラーナ

ぷりんカタラーナは、中が凍っていて新食感!
冷たくて甘くて、こっちもおいしい!!

お目当てだったプリンを食べて大満足!
つくば霞ヶ浦りんりんロードをゆるゆる走って帰路に就きます。

さっぱり汗を流してから帰宅

約30㎞を走って、土浦駅まで戻ってきました。
りんりんスクエア土浦のシャワーで、汗を流します。

りんりんスクエア土浦 シャワー室

男女各3室用意されており、1回300円。1階のル・サイクで専用のコインを購入して利用します。
駅併設で着替えができ、シャワーも浴びられる施設はサイクリストには大変ありがたい。
常磐線車両内 ライター

ありがとう土浦!! ありがとう筑波山!! また、遊びにきます

レベルに合わせたコース設定ができるのが「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の魅力です。
ロードバイクを持っている方はもちろん、サイクリング初心者もぜひ土浦駅のレンタサイクルを利用して、スポーツバイクの楽しさと茨城の魅力を体験してはいかがでしょうか。

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