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【レポート】BiSH、中野サンプラザ2days「私達はどんな秤で量られても我々の信じた道を行きます」

【レポート】BiSH、中野サンプラザ2days「私達はどんな秤で量られても我々の信じた道を行きます」

メジャー・セカンド・アルバム『THE GUERRiLLA BiSH』発売後、地上波を含む多くのメディアに登場し、今年1月からスタートした〈pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR〉は全公演ソールドアウト、そして5月に開催が決定している横浜アリーナ公演に至ってはチケットを発売するやいなや即日ソールドアウトするなど、破竹の勢いで驀進するBiSH。

2017年7月に幕張メッセで行われた前回のツアー・ファイナル(〈BiSH NEVERMiND TOUR RELOADED THE FiNAL “REVOLUTiONS“〉)では、7,000人という過去最大のキャパシティを満員の観客で埋めたにも関わらず、彼女たちは後のインタヴューで「もっとできた」と悔しさをにじませていた。確かにその日は勢いのある良いライヴだったけれど、巨大な会場を制圧できていたか、彼女たちの歌声を1番後ろの席まで届かせることができていたかと言われれば、そうではなかった。

だからこそこの中野サンプラザ公演は、初のホール・ワンマンであると共に、彼女たちが横浜アリーナで幕張メッセと同じ悔しさを持たないかどうかを測る大事な前哨戦だったのだ。

■2018年4月21日(土)中野サンプラザ ホール〈BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR〉

そんな2DAYの1日目は、今回のツアーで披露してきたセットリストとは全く異なるものだった。

〈BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR〉
2018年4月21日(土)中野サンプラザ ホール
■セットリスト
1. SCHOOL GIRLS,BANG BANG
2. カラダ・イデオロギー
3. TOUMIN SHOJO
4. GiANT KiLLERS
5. プロミスザスター
6. VOMiT SONG
7. SMACK baby SMACK
8. ALLS
9. デパーチャーズ
10. OTNK
11. 社会のルール
12. Is this call??
13. スパーク
14. Primitive
15. SCHOOLYARD
16. ぴらぴろ
17. MONSTERS
18. Marionette
19. PAiNT it BLACK
20. beautifulさ
21. ALL YOU NEED IS LOVE
22. BiSH- 星が瞬く夜に-
23. BiSH- 星が瞬く夜に-
24. BiSH- 星が瞬く夜に-

なんとファースト・アルバム『Brand-new idol SHiT』から演奏されている曲が8曲も。オリコン・ウィークリー・チャート1位をとった『PAiNT it BLACK』のカップリング曲「SCHOOLYARD」や「BiSH-星が瞬く夜に-」の3連発、更にはMCもアンコールもなしで、最も尖ったライヴを2DAYSの初日に持ってきた。その楽曲群の新鮮さが功を奏したのか、彼女たちの気合いが空回りすることなく見事なグルーヴを生み出していた。この日はMCがなかったからか、彼女たちが発するアジテーションの言葉一つ一つが単調なものではなく、しっかり選択されていて、彼女たちが何か発するたびに会場のモードが変化するのも素晴らしかった。初期の楽曲であっても今の6人で難なくやりきってしまう実力に感激すると共に、何をやるかわからなくて目を離せない、彼女たちの魅力を再確認させられた。

そして2日目にも共通することだが、照明が素晴らしかった。完全に楽曲とリンクした照明演出はBiSHの世界観を引き上げていて、見せるライヴから圧倒させるライヴへと変化することに成功していた。

■2018年4月22日(日)中野サンプラザ ホール〈BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR〉

打って変わって2日目は〈pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR〉を踏襲したセットリストだった。

〈BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR〉
2018年4月22日(日)中野サンプラザ ホール
■セットリスト
1. SHARR
2. My distinction
3. オーケストラ
4. DA DANCE!!
5. SMACK baby SMACK
6. 本当本気
7. BODiES
8. JAM
9. プロミスザスター
10. スパーク
11. spare of despair
12. VOMiT SONG
13. Here’s looking at you, kid.
14. GiANT KiLLERS
15. OTNK
16. MONSTERS
17. FOR HiM
ENCORE
1. My landscape
2. PAiNT it BLACK
3. BiSH- 星が瞬く夜に-

ツアーで鍛え上げられたセットリストは、緩急や世界観は前日より一段上で、1曲目の「SHARR」からその勢いに圧倒される。スクリーミングも入った難しいヴォーカルを、リンリンとアイナ・ジ・エンドはズレることなく歌い上げるし、「オーケストラ」でのアユニ・Dの存在感は凄まじいし、モモコグミカンパニー作詞の「BODiES」と「JAM」の流れは間違いなく彼女の世界を提示していたし、「VOMiT SONG」から「Here’s looking at you, kid.」に繋がるリンリンの歌詞の移り変わりも多いに楽しむことができた。

ハシヤスメアツコの茶番劇も変わらずにちゃんとハラハラさせてくれた。けれどもやはりMC力がついたのだろう。「GiANT KiLLERS」前に彼女がアジテーションをすると、この2日間で1番の盛り上がりを作ることに成功していた。それにしても「全て飲み込んで行こうぜ」と歌い暴動のようになる「GiANT KiLLERS」という曲は、今のBiSHをもっとも体現している曲だ。「プロミスザスター」や「オーケストラ」と対比するように「GiANT KiLLERS」、そして新曲の「PAiNT it BLACK」等の激しい曲が成立するその楽曲の自力こそ、やはりBiSHの1番の武器だと確信する。

本編ラスト、無口担当のリンリンが口を開いた。

「モーニング娘。の聖地に立てて嬉しい。BiSHと学校が両立できなくて苦しかったときに、スタッフに中野サンプラザ公演のことを伝えてもらい今日が光になりました。そこからあっという間に今日になったけど、普通に生活してたら絶対に仲良く出来なさそうなメンバーと出会えたことや、あなたたち(※清掃員 / BiSHファンの呼称)が肩を組んで歌ってくれたり、ヘドバンしてくれたりするのが嬉しい。私たちと清掃員でしか作れないものがあるので、それが宝物です。来月横アリだけど、その場所も、憧れの人も、ポンと超えて行けるようになりたいです」と強く意思を表明し、『THE GUERRiLLA BiSH』のラストソング「FOR HiM」を披露して本編が終了した。

アンコールではセントチヒロ・チッチが「BiSHはBiSHらしくいること。そして唯一無二のグループでいること。私達はどんな秤で量られても我々の信じた道を行きます。そして、みんなの生きる糧になります」

そう宣言して「BiSH-星が瞬く夜に-」で中野サンプラザ公演、そして〈pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR〉を締めくくった。

中野サンプラザに立った彼女たちは、幕張メッセのときと同じではなかった。ツアーを経て得た熱量、経験、そしてたたみかけるグルーヴ。唯一の課題があるとすれば歌とダンスの技術的な部分だろう。各々の個性はそのままに、アイナとチッチの全くズレることのないヴォーカルに他のメンバーがどれくらい追いつけるか。まだ結成して3年目とはいえ、そこをクリアできればリンリンが宣言したように横浜アリーナも憧れの人もポンと越えてしまうだろう。

BiSHは様々な経験をして、何度も悩んで、何度もステージに立って、何度も歌って、何度も踊って、そして中野サンプラザを大いに盛り上げた。

取材&文 : 飯田仁一郎
写真 : 外林健太

〈BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR〉
2018年4月21日(土)、22日(日)中野サンプラザ

■セットリスト
21日(土)
1. SCHOOL GIRLS,BANG BANG
2. カラダ・イデオロギー

3. TOUMIN SHOJO

4. GiANT KiLLERS

5. プロミスザスター

6. VOMiT SONG

7. SMACK baby SMACK
8. ALLS
9. デパーチャーズ

10. OTNK

11. 社会のルール

12. Is this call??

13. スパーク

14. Primitive

15. SCHOOLYARD

16. ぴらぴろ

17. MONSTERS

18. Marionette

19. PAiNT it BLACK

20. beautifulさ
21. ALL YOU NEED IS LOVE
22. BiSH- 星が瞬く夜に-
23. BiSH- 星が瞬く夜に-
24. BiSH- 星が瞬く夜に-

■セットリスト
22日(日)

1. SHARR

2. My distinction

3. オーケストラ

4. DA DANCE!! 

5. SMACK baby SMACK

6. 本当本気

7. BODiES

8. JAM

9. プロミスザスター

10. スパーク

11. spare of despair

12. VOMiT SONG

13. Here’s looking at you, kid
.
14. GiANT KiLLERS 

15. OTNK

16. MONSTERS

17. FOR HiM

ENCORE

1. My landscape

2. PAiNT it BLACK

3. BiSH- 星が瞬く夜に-

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