オッティで過ごす15分間で、日々息子の成長を感じています
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
▲やんちゃ盛りの4歳児を育てる25歳のシングルファーザーと日産 オッティを取材した
1日たった15分。ルーティンだからこそ感じる成長
神奈川県にお住まいの坂本翔さん。まだ25歳という若さだが、男手ひとつで息子・暖人(はると)くんの子育てに励む、立派なパパだ。
そのため、マイカーは保育園への送り迎えや買い物など、主に日常の足として活用している。車は日産 オッティ。購入してから5年になる。
実を言うと、そろそろ軽自動車ではなく、オシャレなSUVなんかに乗りたいと思ったりもしている。
が、とりあえず壊れるまでは乗り続けよう、という気持ちの方が強い。
それは、実用面で特に不満がないからということもあるが、暖人くんがとても気に入っているからというのも理由のひとつだ。
暖人くんは取材中も自慢気に「一番カッコいい車は、パパのオッティ!」と話してくれた。
▲この日は暖人くんが大好きな「仮面ライダー」のショーを見るため、遊園地へ。1時間以上のドライブだったがゴネる様子もなく終始ゴキゲン。リュックに詰めてきた変身ベルトの効果もあるかもしれないが、大好きなオッティのパワーもあるだろう
オッティは、暖人くんが生まれた時から坂本家にあった。生まれて初めて乗った車も、このオッティだ。
“男の子あるある”だが、物心ついてからはトミカや絵本で車に興味を持ち、「ランボルギーニ!」「アヴェンタドール!」などと、スーパーカーには特に詳しくなったそうだ。それらの車が好きで、実車の展示を見に行ったこともある。
でも一番カッコいいのは、「パパのオッティ」なのだ。
4歳の彼に「どうして?」と聞いても、それといって確かな理由は教えてもらえないのだが、パパにとってこんなに嬉しいことがあるだろうか。
▲暖人くんはいつも楽しそうにチャイルドシートに腰かける。最近は、パパが好きで流している音楽を覚え、口ずさむことも
そして翔さん自身も、オッティで過ごす時間が気に入っている。
出勤前に保育園へ送り、退勤後にお迎え、そのまま一緒に帰宅するというルーティン。近所の保育園なので、行き帰り合わせても15分程度の道のりだが、このわずかな時間でも、暖人くんの成長をひしひし感じるのだそうだ。
ついこの間までベビーシートで泣いていた赤ちゃんが、気づけば言葉を発するようになった。
そして今では、こんな楽しいことがあった、あんな行事が待ち遠しい、今日は先生がこんなことを言っていた……などと立派に会話までできるようになった。
運転席の斜め後ろ、ミラー越しに確認する“いつもの息子”は、日々確実に成長しているのだな……と、ふと気づく瞬間、何ともいえない幸せを感じるそうだ。
そんなこんなで坂本家のオッティは、まだしばらくはパパと息子に愛されながら走り続けるのである。
▲「めちゃめちゃ幸せなので、今のところ嫁は要りません(笑)!」と翔さん。暖人くんの影響で自身も仮面ライダーにハマっているので、ショーやオモチャを見るのはとても楽しいそうだ。もっと大きくなったら趣味のバレーボールも一緒にやりたい、と男2人でやりたいことは尽きない
どんなクルマと、どんな時間を?
日産 オッティ(2代目)と、子どもの成長を実感できる時間を。
三菱からOEM供給された軽自動車。ベースはeKワゴン/スポーツ。シンプルでスクエアなエクステリアデザインに、日産モデルであることを示す専用グリルを採用する。ベース車同様、車内に十分な収納スペースを用意し、リモコンオートスライドドアを左リアに備えるなど、日常での使い勝手に優れた装備が与えられている。
▲2013年まで製造されていた軽自動車。エンジンはNAとターボ付きの2種類、ミッションは5MT、3AT、4ATが用意される
▲愛車との時間は……
【関連リンク】
この車を探してみる 「どんなクルマと、どんな時間を。」過去の記事はこちら text/編集部 井上恵利
photo/早川佳郎
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