【緊急拡散】長崎大学が行方不明のブリを探しています / 記録計がついたブリを発見した人は至急連絡してください
長崎大学が、行方不明になっているブリを探しており、発見したら連絡がほしいと告知している。ブリは実験のため放流されたもので、現時点で、どこにいるのかまったくわからない状況のようだ。
・ブリに特殊な記録計
ブリを探しているのは、長崎大学バイオロギング研究室の河邊玲教授。ブリには研究のため特殊な記録計が取り付けられており、長崎県五島市崎山沖から放流されたという。以下は、長崎大学バイオロギング研究室のコメントである。
・長崎大学バイオロギング研究室のコメント
【知り合いの皆さん(主に漁師さん・釣り人)へのご協力お願い】
平成30年3月7日に、ブリ雌親魚(15個体)に水深・水温・体温・位置情報を1年間記録できる電子標識を取り付けて長崎県五島市崎山沖から放流しました。
1. 調査の目的
この調査の目的は、ブリの産卵回遊行動及び産卵場の詳細を調べることを目的とした科学調査です。(例えば、産卵期にどのような海域を回遊しているか、またどのような水温構造の海を彼らは選んでいるか、など)
五島市崎山港外の定置網に入網した平均で10kgの大型のブリの””お腹の中””に記録計を装着して放流しております。
2. お願い
1)データを得るには記録計を””回収””する必要があります。背びれの基部に標識が2本付いています。そのような魚を発見されたら、腹部を確認して下さい。お腹から電線のようなものが飛び出しているはずです。電線状のものは無理に引っ張らずに、お腹を開いて記録計を取りだして下記宛先まで着払いで送って下さい。
2)魚体
産卵回遊行動を調べるのが目的ですので、再捕された魚も可能であれば送って頂けると助かります。放流個体の生殖腺の状態(産卵の有無)や年齢・成長などを調べるのに使いたいです。
3)情報の拡散のお願い
背中に黄色の標識が付いていたり、お腹から電線が出ているブリが漁獲された、あるいは知り合いがおかしなブリを見つけたなどの連絡があった場合はポスターに載っている連絡先に連絡いただくか、河邊まで連絡いただけると大変助かります。
この調査に協力していただいたのは、五島市崎山の漁師さん(林田さん)です。我々の調査は現場の漁業者の皆さんの協力無くしては成り立ちません。いつもいつも本当にありがとうございます。また、皆さん、情報の拡散をよろしくお願いします。
長崎大学 河邊 玲
河邊玲 (KAWABE Ryo) Ph.D.
長崎大学海洋未来イノベーション機構
環東シナ海環境資源研究センター・教授
〒851-2213 長崎市多以良町1551-7
email: [email protected]
・釣りや漁などで発見したら!?
河邊玲教授はこの情報の拡散を希望しており、インターネット上で広く情報を集めている。もしあなたが釣りや漁などで記録計がついたブリを発見したら、至急、長崎大学バイオロギング研究室まで連絡してほしい。
・まさに世界に一匹だけのポケモン
ブリは長崎県五島市崎山沖から放流されているが、予想外の速度で移動し、予想外の場所に現れるかもしれない。まさに世界に一匹だけのポケモン。希少な存在であり、ぜひ発見したいものである。
もっと詳しく読む: 長崎大学が行方不明のブリを探しています / 記録計がついたブリを発見した人は至急連絡してください(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2018/03/10/buri-biologging-nagasaki-university/
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