ASUS、ZenFone 5(ZE620KL)とZenFone 5Z(ZS620KL)を発表
ASUS は 2 月 26 日、ZenFone スマートフォンシリーズの次世代モデルとなる「ZenFone 5(ZE620KL)」とそのスペック強化版のフラッグシップモデル「ZenFone 5Z(ZS620KL)」を正式に発表しました。
ZenFone 5 では新たに 6.2 インチの 18:9 ディスプレイを採用したフルスクリーンデザインを採用しており、前作「ZenFone 4」シリーズからデザインが大幅に変更されたのほか、ZenUI 5 と呼ばれる新バージョンのカスタムスキンを採用するなど、全面リニューアルといった進化ぶりです。
筐体デザインは、ASUS 独自のスピンパターンがエレガントさを醸し出すメタルユニボディ構造を採用しており、18:9 ディスプレイ + iPhone X ライクな Notch 構造です。
筐体サイズは 6.2 インチ端末なのに 153 x 75.65 x 7.85mm とかなりスリムで、質量についても 155g と軽量です。
なんと ZenFone 5 のディスプレイ占有率は 90% に達しているそうです。
かZenFone 5 は Qualcomm 最新の Snapdragon 636 オクタコアプロセッサ、最大 6GB RAM + 最大 64GB ROM(eMCP)を搭載しており、ZenFone 5Z は Snapdragon 845 オクタコアプロセッサ、最大 8GB RAM + 最大 256GB ROM(UFS 2.1)を搭載しているので、ZenFone 5Z は現時点で最高クラスのスペックを誇るスマートフォンだと言えます。
ここ数年の ZenFone はカメラ機能を充填的に強化しており、今作でも Sony の新しいイメージセンサーを使用したデュアルカメラを搭載するなど、その方針は変わっていません。
リアカメラは Sony のフラッグシップイメージセンサー「IMX363」を採用しています。
IMX363 のセンサーサイズは 1/2.55 インチで、画素サイズは 1.4μm というスペックです。
デュアルピクセルセンサーであり F1.8 のレンズを搭載するため低照度時の明るさは従来モデル比最大 5 倍とされています。
また、4 軸の光学手ブレ補正や AI でより正確になったシーン検出機能、AI による写真学習機能ZeniMoji と呼ばれる絵文字アニメーション合成機能など他の要素も強化しています。
やはり AI 機能の導入が大きく注目されるところです。
サブカメラはメインカメラよりも 200% ワイドアングルな 120 度の広角レンズを搭載しており、ZenFone 4 シリーズと同様に広角撮影が可能です。
前面には 800 万画素カメラ(F2.0 84 度レンズ)を搭載しており、ZenFone 4 シリーズで導入された SelfieMaster の他、新たに AI による美顔補正機能も追加されさらに自撮りが楽しくなりそうです。
優れたオーディオ機能は ZenFone シリーズの特徴でもあり、ZenFone 5 シリーズは改良された新しいデュアルスピーカー、ハイレゾ音源の再生(192Khz / 24bit)、DTS Headphone-X(7.1ch バーチャルサラウンド)機能を搭載しています。
バッテリー容量は 3,300mAh と画面サイズに対して若干少ないように感じます。
USB コネクタは Type-C で、3.5mm オーディオジャックも装備しています。
ちなみに ZenFone 5 シリーズには ZenEar S のハイレゾイヤホンが付属します。
通信機能では、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth 5、NFC、DSDS やデュアル SIM・デュアル VoLTE に対応しています。
また、ZenFone 5 は LTE Cat 13(600Mbps)、ZenFone 5Z は LTE Cat 18(1.2Gbps)に対応しています。
ZenFone 5 / 5Z の価格は $499 ~ で、発売時期は明らかにされていません。
Source : ASUS(ZenFone 5)(ZenFone 5Z)
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