AI、コンピュータビジョン、高度なロボット技術を融合させた全く新しいセルフィードローン 「Skydio R1」が米国で発売
人工知能、コンピュータビジョン、高度なロボット技術を融合させた全く新しいセルフィードローン 「Skydio R1」が米国で発売されました。
Skydio R1 は米ドルだと $2,499 もするかなり高価なドローンなのですが、AI やコンピュータビジョンといった先進的な技術をフル活用することで、ユーザーが今何をしているのかや、周囲にどのような障害物があるのかを理解して学習し、さらに予測までする頭脳を持っています。
機体には 13 台ものカメラ(うち 1 台は撮影用)が備えられており、256 コアの NVIDIA Jetson GPUが画像データを瞬時に解析し、機体やユーザー、その周辺の状況を読み取り、撮影対象者や周囲の障害物等を識別して自律的に飛行します。
代表的なフォローモードでは、スマートフォンやビーコンを追っかけるのではなく、機体が識別したユーザーを見て障害物を避けながら飛行していきます。
この時、Skydio R1 は次に何が起こるのかも事前に予測するので精度良く先の障害物を回避することができます。
メインのフライトモードには、上記のフォローの他、リードモード、サイドモード、オービットモード、トライポッドモードなど、DJI ドローンにも見られるインテリジェントなフライト機能をいくつか有しており、GPS 無しの機体ですがかなり楽しめそうです。
機体サイズは 33.0 x 40.6 x 3.8cm で、重量は約 997g です。
航空機グレードの軽量高耐久素材を使用しておりプロペラガード一体型構造の機体デザインです。
メインカメラには Sony IMX377(1/2,3 型)が使われており、動画は 4K@30fps や 1080p@60fps で撮影可能です。
NVIDIA の GPU の他に ARM のクアッドコア CPU と 4GB RAM が搭載されており、ハイスペックなスマートフォン並みの処理能力を持つと見られます。
メーカー発表でフライト時間は 16 分ですが、標準パッケージにはバッテリーが 2 個付属します。
また、動画のスタビライズ機能や 64GB のオンボードストレージも搭載しています。
価格の割にカメラスペックが少し貧弱な気もしますが、人や近場を撮影するセルフィードローンなら、この程度のスペックで十分なのかもしれません。
Source : Skydio
■関連記事
XiaomiスマホのChina ROMとGlobal ROMって?どちらを選べば良い?
“驚異の吸着力! 魔法の粘着ジェルパッド”を謳う「FLOURISH」を試す
Wiko、新しい19:9ディスプレイ・フルスクリーンデザイン「Wiko View 2」「Wiko View 2 Pro」を発表
国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ
ウェブサイト: http://juggly.cn/
TwitterID: juggly
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。