テスラ、電気自動車の充電設備設置が無料になるプログラムを事業所向けに開始

電気自動車の普及にはいくつかの課題があるが、そのうちの一つが充電ステーションの確保だろう。最近増えてきてはいるものの、それでもガソリンスタンドなどに比べるとはるかに少ない。

そこで、米電気自動車メーカーのテスラは事業所向けに、充電設備の設置が無料となる「Workplace Charging Program」を提供する。

・利用は従業員限定

このプログラムでは、事業所の敷地や駐車場に充電コネクターを設置すると、その設備代金と設置費用をテスラが負担するというもの。

テスラはすでに同様のサービス「Destination Charging Program」をホテルやレストラン、リゾートなどを対象に展開しているが、大きな違いが一つある。

Destinationは不特定多数の利用を想定しているのに対し、Workplaceはその事業所の従業員のみの利用に限定されるという点だ。

・仕事の間に充電

もし、電気自動車を推進している事業所であれば、このプログラムを利用しない手はないかもしれない。会社で仕事をしている間に車を充電できるとなれば、従業員はバッテリーの心配から解放される。

充電ステーションが少ないから電気自動車がいまひとつ浸透しないのか、電気自動車がまだ一般的でないからステーションの設置が進まないのか、「卵が先か、それともニワトリか」的な議論になってしまうが、それを打ち破る取り組みといえそうだ。

このプログラムはテスラのサイトから申し込める。

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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