360カメラの活用シーン「航空祭」で高解像度モデルの必要性を実感
スマートフォンと組み合わせて使用することの覆い 360 カメラや VR カメラは、風景等を 360 度の全天球型で捉えることができるので通常のデジタルカメラやスマートフォンを使って撮影するのとは違った広大さを感じる映像を撮影できるのですが、「360 カメラを買ってはみたものの結局使わない」という方は少なくないと思います。
そこで今回は、360 カメラを活用するのにうってつけのシーンや 360 カメラの必要性、機種選びのヒントについて述べたいと思います。
今回ご紹介する絶好の撮影シーンは航空祭の展示飛行です。
通常はカメラで航空機を追いながら撮影すると思いますが、360 カメラだと航空機の動きを全体で捉えることができ、デジカメで追っていくのとは違った雰囲気で映像を楽しむことができます。
360 カメラだと肉眼での見方に近いため、普通の撮影よりもリアルさが伝わりやすいと個人的には思います。
このような活用シーンは開催頻度の多くない航空祭に限らず、空港で旅客機が離陸・着陸しているところや、ドローンで遊んでいる時の撮影にも同じようなことが言えるでしょう。
カメラ選びはどのように撮りたいので決めていきますが、特にカメラで追っていく被写体の撮影に 360 カメラは有用だと思います。
航空祭を撮影してみて実感したのですが、やはり 360 カメラは高解像度モデルを選択するべきだったということです。
風景全体や近くの人や物を撮影するには高解像度である必要性はさほど感じませんが、今回の航空機の場合だと航空機を確認するために上空の一部をズームアップすることになるので、そういう時に高解像度モデルだと被写体をより鮮明に見ることができます。
私は LG 360 Cam を使って撮影しましたが、このモデルは 2K でしか動画を撮影することができず、捉えた航空機はまるでテレビで流れているような UFO とされる物体のホームビデオのように小さくしか見えませんでした。
今回のような展示飛行の撮影には少なくとも 4K で撮影できることは必須でしょう。
最近市場にはコンシューマ向けの 4K 対応モデルが増えてきたので、安価に済ませるかそれとも高性能モデルにするかで迷っている方は、予算に問題がなければ後者の方を選択すると後々になって満足度が違ってくると思います。
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