「承知しましたと了解しましたの違い分かってる?」と言われて学生が返した言葉は? 「日本語難しい」「ビジネス敬語は大嫌い」と反応続々
ビジネスマナーでは目上の人には「了解いたしました」ではなく「承知いたしました」と使うように教えているケースがほとんどですが、もともと「了解」は「事情を思いやって納得すること」で「承知」は「事情などを知ること」ということ。「~いたしました」をつけることによって尊敬語と謙譲語に分かれます。そもそも、人はみな平等という考えからすると、立場=目上・目下という見方もヘンということになるのでは?
ある『Twitter』ユーザーが大学の教務課と自分のやりとりをツイート。さまざまな反応が集まっていました。
教務課「~こうだけど、分からないかな?(笑」
俺「はぁ…了解しました」
教務課「君さぁ、承知しましたと了解しましたの違い分かってる?」
俺「わかりませんが…」
教務課「承知しましたは目上の人に使う言葉なんだよ。了解しましたは自分より下の人間に使うの」
俺「了解しました」
— あつし (@FuckKyomuka) 2018年2月9日
教務課「~こうだけど、分からないかな?(笑」
俺「はぁ…了解しました」
教務課「君さぁ、承知しましたと了解しましたの違い分かってる?」
俺「わかりませんが…」
教務課「承知しましたは目上の人に使う言葉なんだよ。了解しましたは自分より下の人間に使うの」
俺「了解しました」
これに対しては「了解も承知もそれだけでは敬語ではない」という指摘や、「なぞのビジネスマナー」「ビジネス敬語は大嫌い」といった声が見られたほか、「ならば警察や自衛隊でなぜ“了解”を使っているのか」といった疑問も見られました。
また、別のユーザーからはこんなツイートも。
「すいません」と「ごめんなさい」でも似たようなこと言われまして。
— ワラ (@huziwara3yuta3) 2018年2月10日
「すいません」と「ごめんなさい」でも似たようなこと言われまして。
この場合はビジネスルール的には「申し訳ありません」「失礼しました」とされていますが、一番は謝罪の気持ちがちゃんと伝わるかなのではないでしょうか。
「日本語難しい」といった感想も見られた「了解」と「承知」の違い。相手が上から来た時には、あえて元ツイート主のような対応をするというというのもアリかも?
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/FuckKyomuka/status/961996247929204738 [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
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