おいしい野菜やお得な日用品が買いたい! 便利なショップやマーケット、日本食スーパーをご紹介【ベイカー恵利沙の憧れNY/vol.3】
モデル/スタイリストのベイカー恵利沙が綴る、NYでの生活。食べ物や日用品、日本のアイテムはNYのどこで買えるの? 今回は彼女が日々使っているスーパーやマーケットをご紹介します。
NYの家賃の高さは第一回目でもお伝えしましたが、外食も、それはもう、本当に高いです。
こちらに来て3ヶ月、なんだかもう慣れてきてしまったけれど、カフェでランチをして、コーヒーも頼んで、チップを入れたら、30ドルは絶対します。
参考までに、先日食べたお気に入りのカフェでのランチ。
1品ずつとラテを頼んで2人で50ドル。チップを入れて60ドル。なのでやっぱり1人30ドル!
日本のランチで約3400円を払ったら、コースなんて食べられちゃいますよね。それがNYだと、サンドイッチとコーヒーでその金額。日本なら同じ内容を1500円くらいで食べられそう!
もちろん、ディナーだともっと高い! 物価が高いうえに、いまNYのチップは20%なので(必ず払います)、それでさらに高くなるのです! こう考えると、日本の物価って本当に安い……!
一人でご飯をするときはそんなにお金を使いたくないので、誰かとごはんするとき以外はほとんど毎日自炊。だから、日用品も安く買える場所をいつも探しています。
NYで生き抜くために、賢く買い物をしよう!
NYは“マーケット”が豊富♡ 日本では「市場」や「マルシェ」という呼び方のほうが、ぴんとくるかもしれません。ニューヨーカーは、フレッシュな野菜や果物、手作りのパンなどを買いに、マーケットへ出かけます。
こちらは、地元の人が自家製の食材や植物を売るグリーンマーケット「Green Market」。
さまざまな場所で開催されていますが、一番規模が大きいのは、ダウンタウンのユニオン・スクエアガーデンで開かれるもの。月・水・金・土の週4回、朝8時くらいにはじまって、夕方の6時頃に閉まります。
遺伝子組み換えのものは販売禁止されているため、安心して買い物できるのも高ポイント! 見てるだけでも楽しいから、ついつい長居してあれこれ買っちゃう。
おいしいパン屋さんのブラウニーを食べ歩きしながら、散策します。12月はツリーやリースも売ってたよ。いろいろと入れ替わる季節のオーナメントやお花を見るのも、楽しみのひとつです。
日用品は、薬局や1ドル/99セントショップで
洗剤やティッシュペーパー、シャンプーといった日用品は、薬局の『CVS/ファーマシー』か1ドルショップや99セントショップで買います。
CVSはアメリカの大手薬局。24時間空いているのが便利で、大きな駅などにあります。1ドルショップや99セントショップは、とにかく何でも売っているのが特徴。住宅の近くには大体あるので、どこに買いに行けばいいか分からないものを探しているときは(たとえば電池とか)、たいていここで手に入ります。
▲こちらが1ドルショップ(DOLLAR shop)。
▲電池におもちゃ……本当になんでもある!
▲お薬なんかも豊富です。
ただ気をつけて! 写真からも分かるかもしれませんが、1ドルのものはありません(笑)。
(たまーーにある、あるとうれしくなる!)
さらに、いろんなものをなんでも安く買いたい!ときは「ターゲット(TARGET)」。
日本でいう大型スーパーの安い版。食品も洋服も家電もカードもなんでも売っていて、そして驚くほど安いのです。
日本のアイテムは、アジア系スーパーでGET
日本のものやアジアの食材が買いたいときは、日本食スーパーの「ダイノブ(dainobu)」や「サンライズマート(sunrise mart)」。または韓国・中国系のスーパーへ!
アメリカのスーパーで売っている野菜は、日本と全然違います。だからお米だけでなく、もやしとか春菊とかを食べたいときも日本食スーパーで買うんです。
パックに入ったお寿司とか、お弁当とかおにぎりもあるし、大福や日系のお菓子、コスメも売ってるの! まるで日本にいるような気持ちになれます♡
しかしやっぱりもちろん、同じものでも日本よりずっと高い! なのでいつも使う出汁や調味料、ちょっとしたお菓子などは、NYに来るお友達に頼んだりしています。あと、ポケットティッシュの質はおそらく日本が世界一なので(笑)、ポケットティッシュは大量に持ってきました。アメリカのってガサガサだし量も少ないのに高いの!
コリアンタウンにある「エイチマート(H MART)」や、チャイナタウンでもお買い物します。ルーやお惣菜とかも売っているから、とっても重宝する!
行列に並ぶ価値がある! とっても安い「トレーダージョーズ」
食材のまとめ買いは、とにかく安い!で有名な「Trader Joe’s(トレーダージョーズ)」♡ 略して「トレジョ」。
日本でもここのエコバックが少し前に流行ったので、知っている方も多そう。トレジョはとにかく安くて品質もいい、オリジナルブランドなんてなおさら安い、ということで、本当にみんなみんなトレジョで買い物します!
夕方や週末に行くと、ぐるっと店内を一周する列で、お店が埋まっているほど(大げさではなく本当に!)。みんなレジまで並びながら、必要な商品をひょいひょいとカゴに入れていきます。
どれくらい安いかというと、わたしの家の近所のスーパーはアボカド1つ2.99ドルで、一度も買ったことがなかったのだけれど……トレジョでは1パック約7個入りで2ドルだったの!
大喜びして、アメリカに来てからはじめてのアボカドを家で堪能しました(笑)。
大行列に並ぶ価値大アリなので「まとめ買いはトレジョ」が合言葉です。
▲大喜びして買ったアボカド。ヨーグルトもオレンジジュースもスパークリングウォーターも、トレーダージョーズのオリジナルブランドをセレクト! ちゃんとおいしくて、さらに安いから◎
▲こちらはPacoma掲載を意識して、ちゃんと盛りつけした豪華な朝ごはん(笑)。作り置きしたラタトゥイユと、トレジョでお買い得だったアボカド、ヨーグルト、キウイ。
▲作り置きした煮物。お米はHマートで買った日本産で、ゆかりはお友達が持ってきてくれて、「ごはんですよ!」は日本食スーパーで購入。チヂミは、前の晩に食べた韓国料理屋さんで食べきれなかった分をお持ち帰りしたもの。
そうそう、こちらは、レストランで余ったものは全部持ち帰ることができます!
「can you put this in a box?」とお願いすると、箱に入れて持ってきてくれる。日本ではまだあまり馴染みのないことかもしれないけれど、こちらではそれが当たり前で、私も必ずする!
量が多いから、残った分は持ち帰って、そしてきちんと食べるんです。食べ物を残すのもったいなさすぎるもの、日本でもそれが普通になるといいなあ!
品揃え豊富なオーガニックショップ「ホールフーズマケット」
高いので日本から友達が来たときしか行かないけれど、オーガニックのものを買うならおなじみ「ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)」!
とにかくオーガニックで体に良いものだけが豊富に買えるお店。流行りのお菓子やオリジナルブランドの調味料などをお土産として買うのも◎だし、テイクアウトできるデリもとっても好き!
スープも種類豊富で、本当においしいの。ほとんどの店内に席があるので、イートインもできます。旅行中、こってりしたアメリカンフードに疲れたら、ホールフーズのデリやスープがとてもおすすめ。
ただ、NYで生活しているひとで日常のものをホールフーズに買いにいくのは貴族の方々のイメージ(笑)
以上、わたしが生活に必要なものを買いに行く場所でした♡
今日もお買い物をして、ごはんをつくろう!
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。