映画版にまさかの三船敏郎が登場!? 『レディ・プレイヤー1』原作者の暴露にファン歓喜
2月1日、東京・新宿の“VR ZONE SHINJUKU”には、『ストリートファイターⅡ』に登場するリュウや春麗、マーベルやDCコミックスのヒーローやヴィラン、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティ&ドクのコンビなど、思い思いのコスプレをした人々が集結。彼らの目的は、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』の公開に先駆けて開催された、セレブレーションイベントだ。
原作者のアーネスト・クラインとプロデューサーのドナルド・デ・ラインが緊急来日し、日本のポップカルチャーの影響を強く受けた本作について、“ここだけの秘話”を明かしてくれた。
映画『レディ・プレイヤー1』予告編(YouTube)
https://youtu.be/ptH47e5VXP4
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや『マッドマックス』のインターセプター、さらには『AKIRA』に登場する金田のバイク、『機動戦士ガンダム』のRX-78-2ガンダムなど、世界中の誰もが知るアイコンたちが一堂に会する『レディ・プレイヤー1』。
アーネストは、「僕は日本のポップカルチャーで育ちました。ウルトラマン、ウルトラセブン、マグマ大使、宇宙戦艦ヤマト、時空要塞マクロス、日本のゲームもクールで、タイトーや任天堂などたくさんプレイしました! この原作は日本のポッポカルチャーなしには作れなかったのです。この映画で、その恩返しをしたいと思っています」と、日本のアニメや特撮、ゲームからインスピレーションを受けたことを説明。
さらに、「まだ映像には入っていないが、カウボーイ・ビバップのソード・フィッシュも出てきますよ! そしてガンダムの壮絶なバトルも見ものです!」「(某キャラクターのアバターに)三船敏郎さんの顔を使っています。スピルバーグが彼と親友だったから、家族の許可が得られて実現できました」と、日本のファンにとってはまた嬉しい驚きとなる発言が飛び出した。
ドナルドは、「この映画は様々なキャラクターが登場する夢の世界ですが、同時に壮大なアドベンチャーと、少年の心の成長を描いているのです。主人公のウェイドが、VRと現実の世界を通して生身の人間の友情や愛を学ぶのです」と紹介。「スピルバーグはこの映画を作るとき、アーネストが生み出したこの世界観を完全に再現することにこだわりました」と、夢のプロジェクトへの期待感をかき立てた。
イベントにはその他、川原礫(『ソードアート・オンライン』原作者)、伊藤智彦(同作劇場版 監督)、開田裕治(イラストレーター)、村田雄介(『ワンパンマン』作画)、MEGWIN(YouTuber)、小山順一朗(VR ZONE SHINJUKU 所長)、杉山すぴ豊(アメコミ評論家)が登壇。各々が原作小説や80年代ポップカルチャー、スピルバーグ監督へのアツい想いをぶつけ合い、会場は熱気の渦に巻き込まれた。
映画『レディ・プレイヤー1』は、4月20日(金)全国ロードショー。
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