【炎上】コインチェックに金融界のボスがブチギレ大激怒 / 腹立つのはシステム改善ではなく出川哲郎CMにお金をかけた点
ネムやビットコインなどの仮想通貨取引所コインチェック(Coincheck)が、580億円分の仮想通貨を不正送金され、その影響でコインチェック利用者の出金が停止。出金できず多くのコインチェック利用者が激怒している騒動で、新たな展開があった。
2018年1月30日(火)に開催された、SBIホールディングスの2017年度第3四半期決算説明会で、北尾吉孝社長がコインチェックに対して過激な発言があり、大きな話題となっている。
・いっさいのお付き合いをやめる
北尾吉孝社長はコインチェックを名指しして「こういう輩はカス中のカス」「いっさいのお付き合いをやめる」と発言。以下は、北尾吉孝社長のコメントを一部抜粋したものである。
・北尾吉孝社長のコメント
「世界通貨ですから、世界中から悪い輩が攻めてくるであろうということは想定されてる。したがって、それに対する対応を十二分にやっていかないとダメですと。まったくやっていなかったのはコインチェックです。580億円相当の不正流出。まあ、本当に初歩的な問題。コインチェックの問題というのは、ホットウォレットで、インターネットに接続した環境で、ネムというのを保持してた。まったくナンセンスですね。インターネットに繋がってて保持してるというのは「いつやられてもいいです」「どうぞ」ということです。さらにネム財団から推奨されているマルチシグネチャーのコントラクトの締結も行ってないと。まあ、極めて初歩的な問題を全部やってない。ようやく数十億返しますって、私はあの会社が返せるとは思えない。返せるとしたら、あのビジネスがそれだけ儲かってたということですよね。作って何年になるんですか? この会社と。そして、そんなベラ儲けしてたんですかと。あんた儲かってたら税金払ってるんでしょうね? 申告して。あの会社が多額の税金を払っているとは聞いたこともない。どうやって五百数十億のお金を出すんですかと。金融庁は徹底的に、この審査をしないといけない。これはシステムだけじゃない。財務においてもチェックしないとイカンですね。これ四百数十億払えたら、税務署も入ってくると思いますよ。ゲスですけど常識的に考えて。いまどき現金で、それだけ払えますという会社は少ないと思いますよ。よっぽど20~30年の歴史を踏まえた、相当な収益を毎年出してきた、内部留保潤沢な会社じゃないと。昨日今日できたようなベンチャー企業が。そして僕がもっとも腹立つのは、コインチェックがコマーシャルに多額なお金を払ってると。こういう(ダメな)システムでもっともお金をかけなきゃいかんところにかけないで、お客さんを集める事だけにお金を使ってる。こういう輩はカス中のカスですね。僕から言わせれば、幸い、私どもはこんな会社に投資はしてないから。いっさいのお付き合いをやめると、私は宣言している。そしてまたグループのこういう仮想通貨関係に入ってくる会社について、財務状況について徹底的に調べると。それからシステムについてもう一段、ウチのSBIビッツの専門家まで送ってシステムを調べなきゃいけないと思っている。それぐらい、そしてやっぱり、みなしで、前に事業やってたから今も事業やらしますっていうことは、やっぱりやるべきじゃないね。みなし事業のところは、まずいったん、承認を受けるまで全部英儀容停止にすべきだと思いますね。こういうことが起こっている以上」
・客を軽視した行為
コインチェックはコマーシャルに出川哲郎を起用し、大々的にテレビCMを放送していた。さらにシステムが脆弱だったことも判明しており、北尾吉孝社長が発言している「お客さんを集める事だけにお金を使ってる」は事実。なにより客の資産を守らなくてはならない部分をないがしろにし、コマーシャルにお金をかけていたわけだから。
・宣伝にお金を注ぎまくった罪は深い
コインチェック株式会社代表取締役の和田晃一良氏(27歳)は、仮想通貨取引所の危険性を「取引所は利益の少なさの割にリスクが高すぎる」と語っており、その危うさを知っていた。しかしながら客よりも宣伝にお金を注ぎまくった罪は深い。
【続報】
炎上 / コインチェック事件で炎上中の出川哲郎 / 事件発覚後はじめてブログを更新して意味深発言
もっと詳しく読む: コインチェックに金融界のボスがブチギレ大激怒 / 腹立つのは煤してむ改善ではなくCMにお金をかけたこと(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2018/01/31/coincheck-sbi-indignation/
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