Googleのクラウドソーシング型ローカルニュースプラットフォーム「Bulletin」
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地域住民が地域にまつわるニュースを地域コミュニティに向けて発信する“地域特化型の市民ジャーナリズム”にGoogleが参入したことで、話題となっている。
・ニュースの現場をスマホで撮影し、アプリを介して地域に発信
![](https://getnews.jp/aimg/wauto/extimage.php?dbbce40074042a918ecf746b41fc9158/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F01%2F180127bulletin2.jpg)
事件・事故・自然災害などの速報ニュースや、地方議会の動き、ローカルイベントの告知など、地域に根ざしたニュースを、その地域で暮らす住民自身が発信できるのが特徴だ。
「Bulletin」は、現在、ユーザーを限定し、テキサス州ナッシュビルとカリフォルニア州オークランドの米国2都市で試験的に運用中。
将来的には、Googleアカウントを所有するユーザーであれば、誰でも無料で利用できるようになる見通しだ。
・ニュースコンテンツの質や正確性の担保に課題も
記事コンテンツを一般の読者から広く募る“市民ジャーナリズム”は、既存のメディアがこれまで網羅しきれなかった様々なニュースを、幅広く、つぶさに掘り起こし、よりリアルタイムに近いタイミングで発信できる一方、情報の質や正確性が担保されないのではないかとの懸念もある。
グーグルが、「Bulletin」を通じて、一般ユーザーを巻き込み、ローカルニュースの発信や共有にどのような影響をもたらしていくのか、今後の動向に注目したい。(文 松岡由希子)
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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