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その才能が“過去系”ではないことを証明した最新作 / 『タイム・イズ・ナウ』クレイグ・デイヴィッド(Album Review)

その才能が“過去系”ではないことを証明した最新作 / 『タイム・イズ・ナウ』クレイグ・デイヴィッド(Album Review)

 UKソウルといえば、真っ先に彼の名前を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。英サウサンプトン出身のシンガー・ソングライター=クレイグ・デイヴィッド。2000年にリリースしたデビュー・アルバム『ボーン・トゥ・ドゥ・イット』からは、「フィル・ミー・イン」(全米15位/全英1位)や「7デイズ」(全米10位/全英1位)などのヒット曲が生まれ、またたく間にブレイク。とはいえ、運が良かった、プロモーションが上手かったから……というわけではなく、“売れて当然”とリスナーを唸らす、圧倒的歌唱力とソング・ライティングの才能があったから。

 その才能が“過去系”ではないことを証明した新作『タイム・イズ・ナウ』は、全英チャートで1位に輝いた前作『フォロイング・マイ・イントゥイション』(2016年)から1年半振り、通算7作目のスタジオ・アルバム。母国イギリス(全英チャート)では、ビッグ・ナースティーとコラボした「ホエン・ザ・ベースライン・ドロップス」(2015年)以来となるTOP10入りを果たした先行シングル「アイ・ノウ・ユーfeat.バスティル」がヒットし、本作への期待と注目を高めた。

 新作『タイム・イズ・ナウ』に収録された全12曲(日本盤は18曲)は、もちろんクレイグ本人がペンを取り、前作でも大活躍したトレ・ジャン・マリーや、アデルの「セット・ファイヤー・トゥ・ザ・レイン」やサム・スミスのデビュー作『イン・ザ・ロンリー・アワー』などに参加したフレイザー・T・スミス、2017年はエド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」やP!NKの「ワット・アバウト・アス」などヒットを連発したスティーブ・マック、ロンドンのDJ/ソングライター=ジョナス・ブルーなど、同じUKのミュージシャンたちがプロデュースを担当している。

 「ポンペイ」(2013年)の大ヒットで知られる英ロンドン出身のバンド、バスティル参加の先行シングル「アイ・ノウ・ユー」をはじめ、“グライム”というジャンルを確立したAJ・トレイシーとのコラボ曲「サムバディ・ライク・ミー」、音楽マニアも絶賛の女性シンガー=エラ・マイとの「トーク・トゥ・ミー・パート2 」、4月に初来日するJPクーパーとの「ゲット・インボルブド」など、フィーチャリング・アーティストもセンスの良い英国のメンバーで揃え、統一感とスタイリッシュさを演出している。

 ゲストが参加したナンバーもそうだが、遠い夏が蘇るような、哀愁漂うトロピカルハウス・チューン「ハートライン」や「ラヴ・ウィル・カム・アラウンド」、UKガラージ・ハウスの「ラヴ・ミー・ライク・イッツ・イエスタデイ」~「フォーカス」、代表曲「フィル・ミー・イン」風味の2ステップ「リロード」など、イギリスをはじめヨーロッパ方面でウケ良さそうなダンス・ナンバーが続く。ラップのような歌い回しで、レゲエのような気だるさを表現した「フォー・ザ・グラム」やダンスホールの「ブランド・ニュー」など、レゲエ・バンドとして活動していた父の影響もチラホラみられる。若い頃から定評のあった、艶のあるクールなボーカルも健在だ。

 「時代を超えて愛されていくアルバム」だと、本作についてインタビューに答えていたが、というよりは、フロア向けの流行を意識したナンバーが多かったという印象。それはそれで悪くないんだけど、国内盤に収録された「ハートライン」と「アイ・ノウ・ユー」のアコースティック・バージョンのようなオーガニック系や、「ウォーキング・アウェイ」(2000年)のようなメロウも聴きたかった……が、それは次作に期待しよう。

Text: 本家 一成

◎リリース情報
『タイム・イズ・ナウ』
クレイグ・デイヴィッド
2018/1/26 RELEASE

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