故トム・ペティの死因は処方薬の過剰摂取 遺族が声明で公表

2017年10月2日、心臓発作を起こし66歳で急逝した故トム・ペティの死因が、処方されていた痛み止めを誤って飲み過ぎた為だったと遺族が公表した。
ペティの妻デイナと長女のエイドリアが2018年1月19日にトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの公式フェイスブックで声明を公開し、「(ペティ)が亡くなった当日、彼は(以前より痛めていた)腰の具合が骨折にまで進行していたと知らされていました。痛みにとにかく耐えきれずに薬を飲み過ぎてしまったのではないかと私たちは思っています」と綴っている。
ロサンゼルス郡検視局によると、ペティは“混合薬物毒性”による多臓器不全に陥った。
生前ペティは骨折していた腰の他にも膝の問題や肺気腫を患い、数種類の薬を服用していたと遺族は明かしている。「薬物を過剰に摂取してしまう人たちは、正真正銘の怪我がきっかけだったり、これらの薬物の効力や致命的な本質を全く知らない場合が多いのです」と、ペティの死をきっかけにアメリカに蔓延している深刻なオピオイド危機についてもっと話し合ってほしいと声明には綴られている。
◎トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ公式フェイスブックへの投稿
https://goo.gl/oupNFJ
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