DJI Mavic Pro対抗の「GDU O2 Plus」が2018年Q2に発売へ
中国のドローンメーカー GDU が CES 2018 で最新モデル「GDU O2」のスペック強化版となる「GDU O2 Plus」の発売を発表しました。GDU O2 は折りたたみ可能な小型 GPS / GLONASS ドローンで、3 軸のメカニカルジンバルを装備した 4K カメラを搭載しており空撮に最適で、アームを折りたたんでコンパクトに持ち運べることから、DJI Mavic Pro の対抗馬と見られています。DJI の Mavic Pro や Spark と同様に、GDU O2 にも機体前部と下部にビジョンポジショニングセンサーや超音波センサーが搭載されているので、室内や森の中といった GPS / GLONASS の電波を受信しづらい環境でも安定したホバリングが可能です。GDU O2 の大きな特徴は携帯性に優れている点です。付属の送信機はまさにスマートフォン用ゲームパッドのデザインを採用しており、そこには操作用のスマートフォンだけでなく、アームを閉じた機体も収納することが可能です。おそらく同一グレードのドローンの中では最も携帯性の良いドローンだと思われます。GDU O2 の価格は RTF パッケージで $732 です。ドローン全体から見ると GDU O2 は非常に高価なドローンだと言えますが、Mavic Pro が 13 万前後なので、競合製品と比較するとかなり安いと言えます。DJI Spark との比較では、バッテリー 1 本のフライト時間が公称 20 分とされているので、少しだけ長い時間飛行させることができる他、カメラスペックも高いので Spark よりかは上位のグレードだと言えます。GDU O2 は GPS / GLONASS による安定フライト、ワンキーリターン / 離陸 / 着陸、クイックショット(ドロニー、ロケット、サークル)トラッキング、旋回飛行、ジェスチャー撮影など様々な機能を有していますが、機能面ではおそらく Mavic Pro の方が優れていると思われます。しかし、GDU O2 のカメラ機能はこのクラスでは他を凌駕するほど多機能で、基本的な写真・動画撮影だけでなく、タイムラプス撮影やカメラズーム(デジタル 5 倍)、水平 / 垂直 / 5 倍ズームのバーストショット、スローモーション撮影など Mavic Pro ですらサポートしていない機能も一部あります。価格的には DJI Spark(セット品)とほぼ同等でも、性能面では Spark と Mavic Pro の中間的な位置付けとなる製品になります。CES 2018 で発表された「GDU O2 Plus」は 2018 年 Q2 に発売される見込みで、GDU O2 よりも飛行時間と電波の伝送距離が若干延びているそうです。価格は公開されていません。Source : GDU
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