ついに出た! SIGMA(シグマ) 『DP-2』製品レビュー
発売と同時にカメラ好きの人々に衝撃を与えたデジタルカメラ、SIGMA(シグマ)『DP-1』の姉妹機種、『DP-2』がガジェット通編集部にやってきたので、早速いじってみた。
両者の姿かたちはほとんど同じだが、『QS(クイックセット)』ボタンが追加されたことにより操作性が格段にあがっており、細かい設定変更がしやすくなっている。通常のコンパクトデジタルカメラだと、MENUを開いてから操作するためにちょっとした面倒くささがあるのですが、『DP-2』は素早く設定変更ができるので、シャッターチャンスを逃すことなく、いい画を作り込めそうだ。
レンズは、24.2mm F2.8 (35mmカメラ換算:41mm相当の画角)と、
DP-1(16.6mm F4)より画角はせばまったものの明るめのレンズを搭載しているため、一眼レフさながらのボケをだすことができる。
部屋の中で動き回る子供の撮影もしやすくなったのではないでしょうか。
薄暗いライブハウスでの撮影に挑戦してみた。
※撮影モードは、A(絞り優先)ISOオートで撮影
DP-1では、光源を撮影すると赤いゴーストが発生していたが、DP-2では随分と解消されており、多少のゴーストはでるものの、夕日や、夜景撮影でも実用に耐えうる撮影が可能である。
なんと言っても、DP-2の強みは手軽さである。
コンパクトなボディながらも一眼レフカメラクラスの写り、出勤用のカバンにそっと忍ばせて、ランチのちょっとした合間にシャッターを切れば、いつもの日常がとたんに作品に変わる。そんな、写真を撮る楽しみを思い出させてくれる、とてもいい『カメラ』です(この記事の全ての写真をみたい方はこちら)。
周二郎だよ! フリーランスのカメラマン 様々な人生に出会い撮り続けています。 写真の撮影依頼承ります。 instagram: https://www.instagram.com/shu_ut/
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