目の前に貴乃花親方が! 貴ノ岩関が! 貴乃花部屋激励会に参加してみた感想 -後編-
貴乃花親方のことを未だに貴花田だと思っていたほど角界のことを知らないライター・丸野裕行が貴乃花激励会に参加!まったく知識のない中、果たしてどのように楽しむのか!
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目の前に貴乃花親方が! 貴ノ岩関が! 貴乃花部屋激励会に参加してみた感想 -前編- | ガジェット通信 GetNews
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これも“チャンコ”と呼ぶのか?
まずは『マグロとエビ、アボカドのシャルロット仕立て、アブルーガ添え』という呪文のような料理のお出ましです。
これは食べたことのない味だ。アブルーガというのがこのケチャップみたいなやつか。味がしないな。色味をよくするためにムリヤリ連れてこられた赤色要員か。
いや、待てよ? 力士が作ると“チャンコ”だったっけ? 力士が食べると“チャンコ”になるんだっけ?
お隣のお相撲さんも、向こうの席のお相撲さんも、バクバク食べている。ということは、このおフランスのお料理もチャンコということになるのか?
目の前で力士のみなさんがフレンチを食べていると、よくわからなくなってきます。
続く『マッシュルームカプチーノフォアグラダンプディング』もまったりバター味で、まさに口中が『クリーミーマミ』。濃厚な味を集中して堪能しているときに、添えてある無粋なバケットなど『おジャ魔女どれみ』だ。
松竹芸能のやのぱんというタレントさんが司会を譲り受け、代走みつくにがピン芸を見せてくれます。私は、代走みつくにさんが好きなので笑っているのですが、普通のパーティーとはひと味違うお金持ちそうな面々には、あまり知られていないようでした。張り詰めた空気というよりも、仕事やゴルフ、投資のことで談笑しているみなさんの前でのトークや一発芸はかなりしんどそうです。
彼の「♪なんのこっちゃねーん」というお馴染みのギャグが会場に哀しく響く。大爆笑しているのは、私だけでした。
魚料理は『舌平目とホタテ貝ムースのポーピエット、ビスクソース』。ふわふわしたカマボコみたいな味がする。
そうこうしていると、お客さんのご機嫌をうかがうように次のコーナーがはじまりました。
力士の私物が売れる! 売れる!
本来から中古品に拒否反応をみせてしまう私なのですが、そこではじまったのは、力士の私物オークション。
どんなものが売られるのかというと、
・力士の手形
・反物
・額入りの写真
・手ぬぐい※粗布
・サイン入り番付表
・掛け軸
・大相撲のぼり旗
・浴衣
・マグカップ
・カレンダー
・大相撲DVD集
・ポスター
などなど
私物と言いますがそうでもないものばかりで、力士のみなさんがしっかりとサインや手形を入れてくれていますし、チャリティーに回されるということで、飛ぶように売れていきます。
「2万円!」
「2万2,000円!」
「2万5,000円!」
「他の方ないか!」
「3万!」
「はい! 落札!」
私としては、なぜか大相撲のぼり旗が欲しかったのですが、とても手が出せる値段ではありませんでした。(汗)
貴乃花親方と交わした会話
メインディッシュの『牛頬肉のワイン煮込みとヒレ肉のポワレ』を、他の方から回ってきた分を合わせて3人前ほどいただき、デザートはおっぱいみたいなデザートで〆です。
[写真] 知り合いの芸妓ちゃんと盛り上がった通称・おっぱいケーキ
それからは数人の理事と貴乃花親方が壇上にあがって締めのご挨拶。社長もほろ酔いで舞台に立っています。
激励パーティーは三本締めで終了し、それからは関係者各位との写真撮影や力士たち、親方との雑談がはじまります。
すると理事である社長が、貴乃花親方のそばで私を手招き。私がいくら相撲のことを知らないと言っても、やっぱり元横綱からはオーラの違いを感じます。やや緊張しながら駆け寄ると、ちょっとした会話を交わすことができました。
「貴花…、貴乃花親方、大ファンです!」
「それはそれは、ありがとうございます!」
とびきりの笑顔で迎えてくれた親方は非常に気さくで、まっすぐで真面目な印象がしました。社長が「こいつは、作家をやっててね。可愛がってやってるんですわ」と紹介してくれます。
「秋場所も頑張ってください!」※ウィキペディアで急遽調べた
「ウチの力士たちも、練習も万全なので、これから応援してやってください。貴ノ岩関もあとでご紹介します」
「ありがとうございます!」※このときは貴ノ岩関のことを知らない
これから相撲ちゃんと観よう……。こんな気さくな人が親方なら、これからの相撲はどんどん面白くなっていきそうや!
その後、この数カ月後に騒動に巻き込まれ大けがをする貴ノ岩関とも写真を撮らせていただきました。※このときもぜんぜん誰だか知らなかった
参加した結果
相撲に興味を持つようになりました!
今回の騒動については、あまり深い部分まではわかりませんが、貴乃花親方はいい人です。貴乃花一門の理事の方々も、それをわかって応援されているわけです。
私は今後も相撲の知識を少しずつつけて、陰ながら貴乃花一門を応援しようかなと思っています。
(C)写真AC
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