【神業】PUBG対決! 人気配信者参戦! 視聴者参加型ゲーム大会PUBG配信者杯が「魅せプレイ」だらけで面白すぎる
ネットで人気の配信者が集まって昨年12月29日(金)20時から、ニコニコ生放送で開催されたゲーム大会「PUBG配信者杯」。
・公式大会ではあり得ない異質なルール
日本でもe-sports熱が高まってきているなか、メインの参加者がプロゲーマーや実力のあるプレイヤーではなく「配信者であり、視聴者(=企画内では「リスナー」と表現)がプレイやコメントで直接ゲームの展開に関与できるという、今までの公式ゲーム大会ではあり得なかった異質なルールとなっていたが、大会後に視聴者からTwitterで「おもしろい!」「またやって欲しい!」という感想が相次いでいるようだ。
・最後に生き残るまで戦う
大会で使用されたのは全世界で300万人以上が同時接続して遊んでいる人気ゲームタイトル「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ・PUBG)。孤島で複数人のプレイヤーが武器と知恵を使って、最後に生き残るまで戦うバトルロイヤルゲームだ。
・プレイ画面を実況しながら生放送
通常であれば、実力者を中心とした参加者を募ってナンバーワンを決める大会になりそうだが、PUBG配信者杯では配信者1人がリーダーとなり、その配信者の視聴者9人とで即席10人組のチームを組んで参加。配信者はリアルタイムでニコニコ生放送・YouTube・OPENRECなどで自身のプレイ画面を実況しながら生放送をすることがルール上義務づけられていた。
・位置情報を知ることが勝利への重要な鍵
PUBGというゲームの特性上、相手チームがどこにいるかという位置情報を知ることが勝利への重要な鍵となるのだが、生放送を見ている多数の視聴者は、負かしたい配信者の生放送を見て、味方したい配信者に生放送へのコメントを通じてこうした情報を伝えることができる(本来は規約上禁止であるが、本大会のみ特別許諾されたルールとのこと)。
・珍プレイと魅せプレイ
ただし、これらのコメントにはデマが含まれている可能性もあり、これによって配信者が混乱してしまうこともある。PUBG配信者杯の視聴ページに書かれたサブタイトルにもある通り、まさに「共闘・密告・情報戦」となっており、この異質なルールが通常のゲーム大会では見られないような珍プレイ・魅せプレイを続出させた。
・奇策でチームを優勝に導いた
全3回戦のうち、第1回戦で優勝(=ゲーム内用語では「ドン勝」という)した、美人女性配信者の「おもちまいん」さんは、9人の視聴者と協力をしてフィールド内各所にある「車」をかき集めた。
ゲーム内では本来移動用に使うことが多い車を、大会でMC・実況を務めた「加藤純一さんの表現を借りれば、まるで「中古車カーショップ」のように並べ、最終的には敵チームからの狙撃を防ぐ壁を作るという、これまでのPUBG大会では見たことのないような奇策でチームを優勝に導いた。
・事前から入念な準備してきたが?
第2回戦でドン勝した人気女性ゲーム配信者の「うきょち」さんは、事前から入念な準備をしてきたにも関わらず、ゲーム開始直後にチームメンバーとして紛れ込んだ敵チームの「スパイ」に、なんとチームキル(仲間殺し)されてしまうというハプニング。
・「人狼」のような別ゲーム状態
しかし、リーダーを失ったチームがまさかの一致団結をし、大逆転でドン勝を奪取した。チームの背後に隠れていた敵スナイパーの情報がちゃんと密告されるなど、視聴者との連携も抜群。
ただし、仲間にスパイが紛れ込んでいたことで一時的に人間不信になってしまったうきょちさんは、次の第3回戦で無実のプレイヤーを疑ってしまうなど、「人狼」のような別ゲーム状態に。まるで人間ドラマ・リアリティショーのドキュメンタリーを見ているかのような息を呑む展開に、大会後にSNSで「うきょち」というワードがトレンドになってしまうほど話題になった。
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・視聴者の「腕」や「愛」次第で勝ててしまう
そして最終戦・第3回戦でドン勝したのは、その可愛らしい声でファンを魅了する女性ゲーム実況者の「宮助さん。ゲームが始まると、宮助さんのもとへは「囲い」とも呼ばれるファンから、強力な武器や防具が続々と届けられる通称「姫プレイ」(略して姫プ)状態に。
ネットゲームではよく聞く光景だが、姫プレイの様子が生放送で映し出されることでの「生々しさ」に、視聴者の目は釘付けだった。宮助さんは、お世辞にも実力者とは言い難い腕前であったが、最終的に9人の囲いの活躍で自身は無傷のままドン勝。このように実力が無くても、視聴者の「腕」や「愛」次第で勝ててしまうのも、この大会の魅力なのだろう。
・楽しませることを楽しむ配信者
それ以外にも、アイドルとしての活動もする女性配信者のやみんさんは、大会中にチームメンバーとなったファンと写真撮影オフ会を始めるなど、ただ貪欲に「勝ち」を目指すというこれまでのゲーム大会とは一味違った、楽しませることを楽しむ配信者・視聴者が集うからこそ実現する、珍プレイ・魅せプレイが続出したのだ。
PUBG配信者杯ありがとうございました✨
たのしかったねー!!!
ご協力助かりましたー!!
スクショは三回戦でみんなで記念撮影したやつ pic.twitter.com/oBiv5g0ziB— やみん@1/6雑談公式1/7ニコWS (@kurageyaming) 2017年12月29日
・ゲーム大会がe-sportsとして定着することも期待
「PUBG配信者杯」が単発の大会で終わるのか今後も続くのかは番組中特に言及されなかったが、大会後に視聴者からTwitterで「おもしろい!」「またやって欲しい!」との感想が相次いでいることから、これまでにない面白い大会だったのは間違いないようだ。
こうした反応を見るに、単に「実力者が勝ちを目指す」ゲーム大会だけでなく、視聴者がゲームの展開に関与できる「視聴者参加型・双方向」ゲーム大会がe-sportsとして定着することも期待したい。
もっと詳しく読む: PUBG対決! 人気配信者参戦! 視聴者参加型ゲーム大会PUBG配信者杯が「魅せプレイ」だらけで面白すぎる(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2018/01/05/pubg-champion-distributor/
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