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エドワード・スノーデンがセキュリティ侵害に対抗するアプリを開発!「Haven」はパソコンの改ざんを検知してスマホに通知

2013年にNSAによる通信傍受の実態を内部告発し、ロシアに亡命中のエドワード・スノーデンが、さまざまな種類のセキュリティ侵害に対抗するアプリを開発した。

取材に応じる際には記者の携帯電話をホテルの冷蔵庫に入れてもらうなど、テクノロジーに対しての慎重な姿勢で有名なスノーデンだが、携帯電話を持たない彼が、顕微鏡とピンセットを使ってスマートフォンを解体し、内部構造の熟知した末に開発したアプリとはどんなものだろう。

・安価なAndroidデバイスを改ざん検知センサーに

Haven」は安価なAndroidデバイスを改ざん検知センサーに変えるアプリだ。

Havenを立ち上げたモバイルデバイスを部屋に設置しておけば、光や音、動きの変化が検出された際にこれを記録。クラウドに保存することなくエンド・ツー・エンドで暗号化されたメッセージを送信する。

Torを介したプロジェクトに関わっていたり、政府の体制を批判したりと、デリケートな状況にある人たちをエンパワーメントするスノーデンだが、彼らを常に自分のパソコンを見張っておかなければならない悩みから解放すべく、高精度なカメラやマイク、センサーが複数内蔵されているモバイルデバイスを、改ざん検知センサーとして活用することを思いついたようだ。

匿名性の高い通信やハードディスクの暗号化など、セキュリティ対策は高度化する一方、物理的なセキュリティ侵害は後を絶たない。

考えてみれば、同居人やホテルのルームキーパー、同フロア内の社員など、あなたのパソコンにアクセスしようと思えばできる人はたくさんいるのだ。

・オープンソースプロジェクトのHavenは用途に沿った進化を遂げる

スノーデンは昨年、プライバシーの保護に重点を置くアプリを開発する「Guardian Project」と提携してHavenの開発を開始。アプリは、あらゆる種類の脅威に対抗すべくさまざまな機能の実装に向かっている。

アプリは、誰かが部屋に入ってきて、パソコンやものを動かしたかをあなたのメイン電話に通知するだけでなく、誰かが自宅に侵入してあなたを連れ去ったことを何人かの友人に伝えることもできる。

Havenはオープンソースプロジェクトで、スノーデンはそれぞれが自分のプライバシーを守るための機能を実装すべく、開発を進めることを願っている。

参照元:Edward Snowden made an app to protect your laptop/THE VERGE

Androidアプリ:Haven(ベータ版)

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