ジョージア工科大学がルーク・スカイウォーカーの義手を再現 人間拡張でピアノまで弾けてしまう

賛否両論を呼んでいるものの、最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開直後から大ヒットとなっている『スター・ウォーズ』シリーズ。

Skywalker Hand(YouTube)
https://youtu.be/8t8p43m1Iuw

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』では、ルーク・スカイウォーカーはダース・ベイダーに右腕を斬り落とされ、義手を装着することになります。そのルーク・スカイウォーカーの義手そっくりな義手を使ってピアノを演奏する動画を、ジョージア工科大学が公開しています。演奏しているのは不慮の事故で右腕の肘から先を失ったJason Barnesさん。この義手は超音波技術を用い、筋電計をつけた義手装着者が動かしたい指の動きをセンサーで感知する仕組みとなっています。

開発したのはジョージア工科大学のGil Weinberg教授率いるチーム。同教授の研究はロボットや人間拡張で音楽を表現することにフォーカスしています。同大の篠原稔准教授もこのプロジェクトに協力しています。

Deep Shimon 2(YouTube)
https://youtu.be/6MSk5PP9KUA

マリンバ演奏ロボット『Shimon』も同教授のプロジェクトとなります。

先日も人間拡張に関する記事を書いたのですが、この分野の技術はまさに日進月歩といった感じです。人間拡張は、拡張現実、仮想現実、人口知能の次に来る分野と言われています。来年以降さらに投資が集まってくれば、技術革新のスピードは一層加速していくのでしょう。

片手で両手分の作業が可能な『Youbionic Double Hand』 Augmented Human(人間拡張)に特化したイタリアのスタートアップが開発
https://getnews.jp/archives/1989301[リンク]

※画像:『YouTube』から引用
https://www.youtube.com/watch?v=8t8p43m1Iuw

※ソース:
http://www.news.gatech.edu/2017/12/11/force-strong-amputee-controls-individual-prosthetic-fingers

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. ジョージア工科大学がルーク・スカイウォーカーの義手を再現 人間拡張でピアノまで弾けてしまう
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。